世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は今日、組織内のインテグリティを推進・強化するための拠点としてWBSCインテグリティ・ユニットを立ち上げたことを発表した。
WBSCインテグリティ・ユニットの使命はフェアプレー、透明性、アスリートの権利の保護を強化、インクルージョンの推進、ガバナンスの強化。このユニットの議長はWBSCのロー・ベンチュウ事務局長が務める。
「WBSCインテグリティ・ユニットの議長を務めることを嬉しく思います。」とロー・ベンチュウ事務局長は語った。「WBSCですでに作り上げたこれまでの過程を築き上げることを楽しみにしてます。インテグリティ・ユニットは、世界140の国と地域で競技人口6500万人を超えるスポーツとして優れたガバナンスを行い野球ソフトボールのアスリートやメンバーの権利を守るため、世界統括団体としてのWBSCの取り組みを補強します。」
2021年から2024年のWBSC戦略プランに沿って、同ユニットは予防手段、ガバナンス、コンプライアンス、リーガル、アンチドーピング、試合の不正操作、メカニズムの調整、ルール、規定などの施行や調整などインテグリティに関するタスクの責任を担う。
WBSCリッカルド・フラッカーリ会長のコメント
「ロー・ベンチュウ事務局、WBSCインテグリティ・ユニットの議長就任、おめでとうございます。来年は多くの大会と東京2020オリンピックを控えており、野球とソフトボールの未来を守りつづけ、WBSCのインテグリティをハイレベルにするための大きなステップを踏んだことを嬉しく思います。
ASOIFのフランチェスコ・リッチ・ビッティ会長のコメント
「WBSCインテグリティユニット設立おめでとうございます。これにより”優れたガバナンス”プロジェクトはメンバー間のガバナンス改善をさらに後押しすることになります。WBSCインテグリティユニットの下に集まる全ての活動を歓迎します。これにより使用リソースが合理化され、将来の取り組みで私たち全員を支援する専門家のネットワークを発展させるでしょう。」