WBSCがアスリート代表者の候補者推薦手続きの開始

WBSCがアスリート代表者の候補者推薦手続きの開始
15/08/2022
資格要件を適正に満たしている加盟連盟は、9月10日までに4部門それぞれ1名の候補者を推薦することができる。投票は11月1日から9日までオンラインで行われる。

WBSCは8月12日より4部門8名のアスリート代表を選ぶための候補者の推薦推薦手続きを開始した。

  • 男子野球部門アスリート代表
  • 女子野球部門アスリート代表
  • 男子ソフトボール部門アスリート代表
  • 女子ソフトボール部門アスリート代表

資格要件を適正に満たしている加盟連盟は、4部門それぞれに 1名の候補者を推薦することができる。締め切りは9月10日の正午12時(CEST時間)。推薦は全て書面にて行い、その人物がどの枠(複数可能)で推薦されたのか記載されていなければならない。

アスリート代表者はWBSC定款15.7条により、WBSCのアスリートを正式に代表する。アスリート代表の職務と責任は、WBSCや執行役員会での一切の事柄においてアスリートの声となること、WBSC定款、部門コード、付属定款、規定、部門理事会、WBSC執行役員会が委託する職務と責任を遂行することだ。

アスリート代表は資格のある選手たちによって選出される。任期は4年間。

委員会細則で定義されているように、推薦される人物は18 歳以上のアクティブなアスリートでなければならない。また推薦前の 6 年間にプレミア 12、WBSC ワールド カップ、オリンピック予選、またはオリンピック出場の経験が必要である。

投票は2022 年 11月1日から9日までオンラインで行われる。

アスリート代表は WBSC執行役員会に4 名、WBSC部門理事会に4名従事する。また会長直轄の協議会でもアスリート代表の空席が2つある。彼らは、議論内容やスケジュールの都合などに従いアスリート委員会メンバーを代表する。

WBSC執行役員会はアスリート委員会の提案を歓迎し、8月9日に選挙手順を修正した。これは、WBSC内全体でアスリート代表の席と意思決定プロセスへの参加を増やすことを目的としている。

この目標は、最近発表された WBSC 戦略計画 2022-28 およびオリンピック アジェンダ 2020 + 5、特に「提言 3 アスリートの権利と責任」の強化に沿ったもの。