WBSCのSNS フォロワー数75万超え

WBSCのSNS フォロワー数75万超え
29/12/2020
オリンピック競技の統括団体とくらべ、WBSCはTwitterでのエンゲージングアカウント数が最多を記録。2021年は国際野球ソフトボールのデジタルメディアは爆発的な年を迎えそうだ。

世界野球ソフトボール連盟 (WBSC) のソーシャルメディアのフォロワー数が合わせて75万を超える記録を樹立した。

WBSCのSNSでの最多フォロワー数はFacebookで45万5000。TwitterのWBSC公式アカウント13万2000、 YouTube12万3000、Instagram5万3000をそれぞれ記録した。

「国際野球ソフトボールの代表チームのコンテンツはSNS、テレビ、プレスなど全メディアで高いエンゲージングが証明されています。」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は語った。「パンデミックの影響で野球ソフトボールワールドカップは中断してしまいましたが、多くのリーグとのデジタル提携戦略が大成功を納め、大きな記録を樹立しました。これは私たちの発展戦略に一致しています。

WBSCはこれまで、野球ソフトボールワールドカップやフラッグシップ大会・プレミア12を生配信(一部地域を覗く)してきた。代表チームの試合映像はWBSCのソーシャルメディアプラットフォームや提携する放送局の話題のコンテンツであった。

COVID-19パンデミックにより、野球やソフトボールのワールドカップも二つの東京2020オリンピック野球予選をはじめ世界中で競技が延期を余儀なくされた。そこでWBSCは専用OTTプラットフォーム「GameTime.sport」から「WBSC GameTime 再配信シリーズ」を開始し、世界中の視聴者に向けて(一部の地域を覗く)歴史に残る名試合を配信した結果、数百万回の視聴数とコメント数を記録した。


広がる世界の観客

可能な限り多く世界の視聴者を迎えるため、WBSCの公式サイトwbsc.orgはWBSC公用語の英語、スペインをはじめ、中国語、フランス語、日本語、韓国語の6ヶ国語で見ることができる。

2021年には、WBSCは、その他の言語でソーシャルアカウントを開設しソーシャルメディアとファンエンゲージメントをさらに拡大したり、大手メディア支局との戦略的提携を目指す。


eスポーツもWBSCの新たな拡大デジタルメディア戦略の一つとなり、これも競技人口統計の対象となる。2026年ユースオリンピックでデビューが決まっている5人制競技のベースボール5もこの中にすでに含まれる。

野球とソフトボールは来たる東京2020でオリンピック復帰を果たすが、これが史上に残る待望の国際野球ソフトボール大会の一つとなると目されている。この2競技はオリンピックの目玉主要種目として期待されており、これはまた両競技の世界的な発展と世界中の観客とのエンゲージの場となる。

WBSCとGameTime.Sportは世界中のリーグと戦略提携を続けている。1年中競技を披露することで、野球ソフトボールワールドカップへとつなぐ弾みとなる。

2020年に実現した生配信提携には、キューバシリーズ・ナシオナル野球シリーズ、メキシコプロスペクトリーグ、ニカラグアプロ野球リーグ、パナマ国内野球リーグ、ベースボール5選手権大会、2020–2021オーストラリア野球リーグシーズンなどがある。


2020年レビューシリーズ