読売ジャイアンツが日本プロ野球（MPB)セ・リーグで昨年に引き続き優勝した。日本代表チームでも遊撃手レギュラーを務めるジャイアンツのスター坂本勇人はNPB史上53人目の2000安打の記録を樹立した。
31歳の坂本は11月9日（日）にヤクルトスワローズとの試合で投手アルバート・スアレスから1回に二塁打を放って記録を達成した。試合終了前に、坂本はさらに１本塁打と１安打をさらに加え、合わせて2002本となった。
元読売ジャイアンツの王貞治、田中将大、上原浩治も、次の3000本安打の記録も楽しみにしているとエールを送った。
ニューヨーク・ヤンキーのレジェンドで現在MLBマイアミ・マーリンズのオーナーの一人でもあるデレク・ジーターもまた坂本の記録樹立にお祝いのメッセージを送った。
NPB史上3000本安打を記録したのはただ一人、在日韓国人二世の左投げ外野手張本勲だ。彼は1980年40歳のとき記録を達成し、生涯3085本を記録した。
坂本は2012年から侍ジャパン代表チームのレギュラー。2015年と2019年のWBSCプレミア12、2013年のワールドベースボールクラシックでも遊撃手レギュラーで出場している。
2019WBSCプレミア12で優勝した日本チームでは打率.308、26打数８安打、ショートでも卓越した守備プレーで活躍した。韓国との決勝戦を含む７試合に出場した。
2015年、坂本は第一回WBSCプレミア12で初本塁打を放つという記録も出している。
3000安打は達成可能か
坂本は2028年12月に40歳を迎える。2028年までに3000安打を達成するには毎シーズン平均125本をマークしていかなければならないことになる。2020シーズンは114安打を記録しているが、2016年から2019年までは150本以上を出していた。
坂本はデビュー以来読売ジャイアンツに所属している。彼は2009年と2012年に日本シリーズ勝利に貢献した。2019年セ・リーグMVP、2016年は打率王を獲得した。オールスターゲームにも11回出場している。
坂本の読売ジャイアンツが次に対戦するのは、11月21日に始まる2020日本シリーズで対戦する福岡ソフトバンクホークスと千葉ロッテマーリンズの試合で勝利した方のチームだ。
