【セルビア・ベルグラード】世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のリッカルド・フラッカーリ会長は、セルビアオリンピック委員会(OKS)にて委員会役員やセルビアの第二都市ノヴィ・サドの市長と会い、セルビアやヨーロッパでの野球・ソフトボールの推進、新球場の建設、ベースボール5の導入などの可能性について意見を交わした。
セルビア野球連盟のMilan Zonic会長、セルビアソフトボール連盟のSlobodan Djuric会長とともに、フラッカーリ会長はOSKのZarko Zecevic副会長、Damir Steiner専務理事とも会った今回の訪問は、メディアからも注目された。オリンピックにおける野球・ソフトボールの将来やビジョン、ベースボール5、さらにセルビア国内の新球場建設の可能性などについて話し合った。セルビアでは国内連盟が野球ソフトボール発展と選手育成に大きな役割を果たしている。
OKS関係者らはや野球とソフトボールは世界中で「普及し続けている」と認識し、セルビア国内の新球場建設プロジェクトにも前向きだ。
セルビアの第二都市ノヴィ・サドに建設許可が下りれば、新球場建設の場所として提案される。リッカルド・フラッカーリ会長はノヴィ・サドのMilos Vucevic市長との会談でセルビア国内連盟と新球場建設をサポートをすることを強調した。
東京2020オリンピックでの野球・ソフトボールの復帰や、ユースオリンピック・ダカール(アフリカ・セネガル)のベースボール5競技実施など、WBSCと世界各国の野球ソフトボール連盟はグルーバルな競技振興発展のために取り組みんでいる。特に新競技のベースボール5は空前の国際的成長をみせている。
セルビアは現在WBSC野球世界蘭器具42位、女子ソフトボールは43位にランクインしている。