リッカルド・フラッカーリ会長は、WBSC関係者各位に対し、世界中で野球とソフトボールの優れたプロモーションを今後も継続するよう呼び掛け、2024年の年始の挨拶で「大きな成果と成功に満ちた年」に期待を寄せた。
フラッカーリ会長は「私たちは世界中の子供たちやアスリート達に素晴らしい試合をする機会を与え続けたいという夢を大事に育てていきたいと願っています」と語った。「私は、世界中の野球とソフトボールの成長を続けるために、大陸連盟と各国連盟の継続的な協力と努力を大変期待しており、今年末には大きな成果と成功に満ちた12か月を共に祝うことを楽しみにしています」と述べた。
また「2023年は多くの国際大会を主催し、2028ロサンゼルスオリンピックの競技に野球とソフトボールが組み込まれた重要な年となりましたが、今年もまたエキサイティングな年になることを期待しています」と述べた。
2024年の国際カレンダーの最高の目玉は11月に開催される第3回プレミア12だろう。
「多くの大会の非常に忙しい1年を締めくくる素晴らしいフィナーレを見ることになるでしょう」とフラッカーリ会長は語った。
2024年の大会カレンダーには11のワールドカップ大会があり、特に女子ソフトボールワールドカップと女子野球ワールドカップは、新たに導入された２ステージ形式を経た初のファイナルステージが行われる。
2024年は、WBSC創立 10 周年の日である 5月10日に世界野球ソフトボールデーを初めて開催される歴史に残る年となる。
「私たちのこの素晴らしい競技を記念するために一致団結する良い機会となるだろう」とフラッカーリ会長は加えた。
3月に開催される史上初のWBSC eBaseballシリーズワールドファイナルや、2026年のユースオリンピックを目標としたWBSC Baseball5難民チームの活躍も、2024年の興奮をさらに高めることだろう。
「WBSCBaseball5難民チームがWBSCBaseball5ワールドカップと2026年のユースオリンピック競技大会に出場することは私にとって非常に重要な目標であり、それが近い将来に実現することを楽しみにしています」とフラッカーリ会長は語った。
