WBSCの支援を得て、視覚障がい者野球が今週末オランダのベルギー国境近くのオランダ南部都市のビークで初めて紹介され成功裏に終わった。さまざまな年代の視覚的障がいをもつ人々がこのセミナーに参加した。視覚障がい者競技団体「 IKS (Iederen Kan Sporten, “Everyone can Exercise”)」が主催した。
このセミナーを行ったのはイタリア視覚障がい者野球協会(AIBxC) 技術チームのStefano Malaguti氏、Eva Trevisan氏、Angel Argentieri氏、Giorgio Napoli氏。
講義では、Malaguti氏が競技の基礎や理念について説明し、Trevisan氏(健常者選手兼コーチ)、 Argentieri (コーチ)、Napoli (選手) が自身の経験について語った。
その後Cheetah野球場で実技に移り、Napoli氏の実技デモンストレーションを通して参加者たちは視覚障がい者のための野球の基礎を学んだ。最後に参加者グループが試合をした。
「ここリンブルフには視覚障害者ができるスポーツはあまり多くありません。今回のセミナーを受けて、今後このスポーツを提供できるかどうか検討したいと思います」とIKSのChantal Bos氏は地元紙「De Limburger」に語った。
WBSCは10月30日から31日までオーストリアでセミナーを行うなど、今後も視覚障がい者野球を支援していく。