WBSC U-15野球ワールドカップ選手 MLB中国育成センターの卒業生は米国で野球のキャリアを目指す
10/05/2022 1 記事を読む目安時間

WBSC U-15野球ワールドカップ選手 MLB中国育成センターの卒業生は米国で野球のキャリアを目指す

9人の学生アスリートのうち3人は、WBSCU-15ベースボールワールドカップ2018で現在世界ランキング第21位の中国を代表した。

.9人のメジャーリーグベースボール(MLB)中国育成センターの選手らは、現在、米国の大学野球でプレーしている。

その9名とは、投手Roger Rang、 Jimmy Zhang、 Ray Zhang、 Leo Li、 Tom Sun、 Martin Ding、Hans Xie、内野手Feng Qiang、外野手DJ Suonandajie だ。

ピッチャーの Martin Dingは、高校を卒業した後、秋にNCAA Division I ノーザンケンタッキー大学に入学する。彼はWBSCU-15ベースボールワールドカップ2018で中国を代表した。

ピッチャーの Roger Rang はアリゾナ・ウエスタン大学でプレーしている。彼はU-15ベースボールワールドカップ2018で中国代表として2試合に出場している。

サウスカロライナ大学に通う左腕投手 Hans Xieは、2018U-15代表チームの一員だった。

ピッチャーの Ray Zhang(カバー写真)は、NCAA Division II ロリンズカレッジで時速91マイルの記録を出した。Zhangは、彼の目標は、いつかメジャーリーグでプレーすると同時に、中国出身で最高の野球選手になることだと語っている。

外野手DJ Suonandajieもその決意に特別な思いをえがいている。彼は最近、ロサンゼルス・ハーバーコミュニティカレッジを卒業した。しかし、新型コロナウイルスの影響で2シーズン中止となり、DJは大学の公式試合ができなかった。彼は別のチャンスを追求するために3つの仕事をし、Division IIロックハースト大学から全面的な奨学金を取得した。

ピッチャーのLeo Liは、アメリカで経営学修士(MBA)を終了した最初の開発センター卒業生になる予定だ。彼はセントルイスのワシントン大学に通っている。

内野手FengQiangは、2022年のシーズン中にアリゾナウエスタン大学で15試合をプレーした。

中国のMLB育成センターは、学術的な要素を備えた野球プログラムだ。MLB.comは、「MLBチャイナの焦点は、学生アスリートのニーズを育み、学業の継続やプレーのキャリアを含む可能性のある機会のために、バランスの取れた、準備の整った個人を生み出すこと」と書いている。

過去10年間で、MLBチャイナは100人以上の学生アスリートを育成センターから送り出してきた。