大会プレビュー メキシコ・エルモシージョ開催 WBSC U-15野球ワールドカップ

大会プレビュー メキシコ・エルモシージョ開催 WBSC U-15野球ワールドカップ
25/08/2022
チームは3つのグループに分かれてグループラウンドを行い、各グループの上位 2チームがスーパーラウンドに進む。

第5回WBSC U-15野球ワールド カップがいよいよ明日開幕。5 大陸13 チームが 44 試合を行い、世界王者のタイトルを賭けて戦う。チームは3 つのグループに分かれて大会を開幕し、各グループの上位 2 チームがスーパーラウンドに進む。大会はメキシコのエルモシージョで開催。

グループA

世界ランク上位10位内のうち参加するのは6チーム。そのうちのチャイニーズタイペイ、開催こくメキシコ、キューバの3チームがグループ A 。これに今大会ヨーロッパのトップ・チェコ共和国が加わる。

チャイニーズ・タイペイは、2018 年の前大会で過去4回で2度目の銅メダルを獲得。キューバは U-15ワールドカップの最初3大会で決勝に出場し、準優勝1回、優勝2回。 2018 年大会ではキューバ人は 5 位に終わった。キューバはアメリカ大陸予選の3 位でエルモシージョ行きを決めた。

メキシコとチェコは2018年大会は欠場。このカテゴリーでの初の決勝進出を目指す。

グループB

世界ランキングトップの日本は、グループ B でコロンビア、パナマ、フランスと対戦する。

日本は2016年いわき大会では決勝でキューバに敗れて準優勝、4年前の同大会ではパナマで行われた銅メダル決定戦チャイニーズ・タイペイに敗れ、4位に終わった。

世界ランキング11位と13位のコロンビアとパナマは、世界トップ12チームが参加するフラッグシップ大会WBSCプレミア12への出場権をかけて争っている。パナマは 2018 年の開催国チームとして銀メダルを獲得したが、決勝でアメリカに敗れた。今大会でコロンビアは、アメリカ大陸から 5 番目のチームとして出場。

フランスはU-15 野球ヨーロッパ選手権大会で 2 位を獲得し、このワールドカップで歴史的デビューを果たす。

グループC

グループCには、前大会王者のアメリカ、ベネズエラ、プエルトリコ、南アフリカ、グアムの5チームが出場。

アメリカは 2018年パナマ大会決勝で開催国チームを破り、U-15 世界選手権で初優勝を飾った。アメリカは第一回大会は出場していないが、その後3回のU-15ワールドカップでメダルを獲得している。

ベネズエラはパナマと並んでアメリカ大陸予選で同時勝者となった (決勝は雨天中止)。2012 年大会で優勝に輝き、その2 年後の第2回大会では銅メダルを獲得した。

南アフリカは2014年16位、2018年12位に続き、今大会3度目の出場となる。

プエルトリコとグアムがこの大会に初出場。WBSC U-15 野球ワールドカップに出場する 29 番目と 30 番目の国となる。