第30回WBSC U-18野球ワールド カップの 3 日目は、オランダがカナダに劇的な逆転勝利して幕を開けた。韓国のブラジル戦の勝利と合わせて、スーパーラウンドへのグループ A進出に一歩前進した。
グループ B では、メキシコと前大会優勝のチャイニーズ タイペイが大きく前進しイタリアとオーストラリアは0勝のまま。一方、世界ランク1 位の日本は、パナマに 4 対 0 のリードを奪われたが、逆転サヨナラで無敗を維持した。
3日目結果
- オランダ- カナダ 3-2 スコア
- チャイニーズタイペイ-オーストラリア 13-2 (5回) スコア
- メキシコ-イタリア 12-7 スコア
- 韓国-ブラジル 11-2 スコア
- アメリカ-南アフリカ 中断 実況プレイ
- 日本-パナマ 5-4 スコア
日本-パナマ 5-4
日本は7回表4-2リードで山田明翔に投球を託すが、山田(右投げ)は2失点を許しセーブに失敗。しかしその裏、日本がアンヘル バスケスから満塁の得点機を作ると、 一死でDH内海勇太がサヨナラ打を決めた。
3回裏、日本の打線がアンドレス・シルベラから一気に4得点。
5回表、パナマが点を返し日本のリードを4-2に縮める。
7回表、パナマはカトゥイ・ゴンドラの二塁打とルイス・エスクデロの適時打で同点に追いついた。
7回裏一死満塁、内海祐太の犠牲フライで日本がサヨナラ勝利を決めた。
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アメリカ-南アフリカ
3 回表、アメリカが10対0でリードする中、 大規模な雷雨に襲われ試合は中断。続きは日程を再調整して行われることになった。
アメリカは試合序盤すぐさま 2 点を挙げ、2回表、エイダン・ミラーがセンターに本塁打を打ち込んだ。
Gavin Grahovaも本塁打を放ち、8-0 にリード。
アメリカが 10対0でリードしていたが、 3 回表で雷雨により試合は中断。そのまま審判コールとなり、試合の再開予定は後日発表されることになった。
韓国-ブラジル 11-2
韓国は、パウロ・バルボサから 1 回表に 4 点を奪うとそのまま逃げ切った。 ブラジルは最初の2回は逆転勝利を飾ったが、ここで初の黒星を喫した。
キム・ボムソクは、右中間への二塁打タムリーで、四球で出塁していた二人を生還させた。
1回裏、ブラジルが初得点。
韓国が試合を制しているように見えたが、ブラジルは守備の良いプレイで韓国打線を抑える。
韓国は最後の2打席でブラジルを引き離した。
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メキシコ-イタリア 12-7
メキシコは 5 投手を投入、14 安打・ 出塁数11を記録。イタリアは投手3人を投入、11 安打・出塁数9を記録。打線の強さが勝負を決めた。
ヤエル・ロメロの二死からタイムリー二塁打で、メキシコが先制。
1回裏、イタリアは先発ヘスス・ロペスを相手に3連続安打を放ち、逆転リード。
3回裏、DHアルベルト・バリガが二死からタイムリー二塁打を放ち、メキシコが再びリードを奪い返す。
メキシコはさらに3得点を加えリードを広げる。
メキシコが余裕のリードを保っていたが、4回再びイタリアが得点を返した。
5回、アレッサンドロ・ヴォルペの2点タイムリー二塁打でイタリアが再びリード。
7回表、メキシコは駄目押しの3点を加えた。
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チャイニーズタイペイ-オーストラリア 13-2
チャイニーズ・タイペイは、オーストラリアに5回コールド勝利を収めた。
チャイニーズ・タイペイは試合序盤で先制リード。
3回チャイニーズ・タイペイは3ランで先制。
4回チャイニーズ・タイペイは10 対0に点差を開く。
5回さらに3点を加え、今日最初の試合はコールドで終了した。
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オランダ-カナダ 3-2
カナダは2対0のリードで7回裏を迎えるが、オランダはリリーフのフェリックス・モリンから得点を奪った。左翼手ジャッキー・ジョセファがタイムリー三塁打で同点。さらに、二死、送球エラーで勝ち越した。
4回表、サム ホワイトの二塁打で、カナダがリード。
7回表、ディラン・オレイが二塁打を放ち、2-0とした。
7回裏、ジェイキー・ジョセファがタイムリー三塁打で同点。
二死からの送球エラーで勝ち越し。
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