WBSC副会長ベアトリス・アレン女史、IOC名誉委員に

WBSC副会長ベアトリス・アレン女史、IOC名誉委員に
24/07/2020
2017年10月からWBSCの副会長を務めるアレン女史は、2021年初頭にギリシャのアテネで予定されている第 137 回 IOC 総会にて名誉委員の称号とオリンピック勲章を授与される。

世界野球ソフトボール連盟会長のリッカルドフラッカーリ氏は、IOC委員として14年間務めた後、IOC名誉委員の地位を与えられたWBSCのベアトリスアレン副会長に祝辞を送った。

「世界野球ソフトボール連盟全体を代表して、貴女が名誉IOC委員の権威ある地位を与えられたことに心からお祝いを申し上げます。」とフラッカリ会長は個人的な手紙で述べた。「過去14年間のIOC委員としてのオリンピックムーブメントへのあなたの計り知れない貢献は正しく認められています。そして、貴女のオリンピックとアフリカのスポーツムーブメントにおける影響力を活用し、WBSCと私達のグローバルなスポーツをオリンピックにふさわしいIFに成長させた多大な援助に対し、あらためて感謝の意を表したいと思います。ありがとうございます。」

国際オリンピック委員会(IOC)憲章によると、「すべてのIOC委員は、70歳に達する暦年の終わりに委員の資格がなくなる」。

アレン副会長は1950年8月8日に生まれた。彼女は2006年からIOC委員であり、彼女の在職期間は今年の終わりに終了する予定だったが、先週金曜日(7月17日)のオンラインIOCセッション136で、アレンは名誉IOC委員となった。

IOCのトーマス・バッハ会長は次のようにコメントした。「ベアトリス女史は、そのダイナミックで模範的な人格と、長年に渡り委員会がその恩恵を受けてきたIOC委員として彼女の成し遂げた並外れた業務、そして IOCに提供した例外的な献身に基づき、満場一致でIOC名誉委員として決定されました。」

2017年10月からWBSCの副会長であるアレン女史は、2021年初頭にギリシャのアテネで予定されている第 137 回 IOC 総会で名誉会員として迎えられ、オリンピック勲章を授与される。

彼女はまた、スポーツ、オリンピック教育、広報と社会開発、持続可能性と遺産、および医学と科学における女性の5つのIOC委員会のメンバーであるほか、全国オリンピック委員会(ANOC)教育委員会のメンバーでもある。

ガンビアソフトボール協会の名誉会員である同女史は、大学の国際開発の学位を取得し、ジェンダー開発とジェンダー開発振興プロジェクト実施の学位を取得し、彼女は1974年に国連開発計画でキャリアをスタートさせた。彼女はまたガンビアソフトボール協会の会長を務め、2009年からガンビア国立オリンピック委員会の副会長を務めている。