WBSCバーチャルカップ 公式ロゴと大会フォーマット発表
30/06/2022 1 記事を読む目安時間

WBSCバーチャルカップ 公式ロゴと大会フォーマット発表

この新しい国際大会は9月に4カ国で開催される。決勝戦は11月に韓国で実施予定。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は提携するNewdin Contents社とともに、WBSCの保有する最新国際大会・WBSCバーチャルカップの公式ロゴと大会方式を発表した。

デジタル要素を備えた野球とソフトボールがモチーフのWBSCバーチャルカップのロゴは、ボールのスピード感と最新技術を表現している。このロゴだけで世界中の野球・ソフトボールファンは参加をしたくなり、大会についてもっと知りたくなるだろう。

「WBSCバーチャルワールドカップの大会とロゴは、躍動感があり画期的かつ前進的な今日の私たちの組織をそのまま表現しています。そして野球やソフトボールの仲間たちにいつもと違うフォーマットと新しいプラットフォームで集まろうと呼びかけている感じがします」とWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長はコメントした。「競技を発展させ、人々のコミュニティに浸透することを目的とするWBSCのグローバル戦略に完全に沿ったプランでWBSCはこのバーチャルな世界に飛び込みました。Newdin Content社が私たちののビジョンを共有してリーダーシップをとってくださり感謝するとともに、このパートナーシップが長期にわたって相互にとって有益な関係となればと思います」

Newdin Contents社のCEO、Hong Jin-pyo氏は「WBSC専用のストライクゾーン技術を使ってバーチャルカップを開催できることを嬉しく思います。世界中の人々がこの大会を通してスクリーン野球の楽しさを経験していただければと思います」

WBSC初のeSport大会・WBSCバーチャルカップはだれでも参加できるもので、野球とソフトボールファンがペアになってNewdin社の「ストライクゾーン」最新技術でプレーする。

WBSCバーチャルカップは9月に4カ国で始まり、決勝は11月に韓国で行われる。

この大会はオープニングラウンド、スーパーラウンド、世界決勝の3ステージに分かれる。オープニングラウンドはレベルや経験に有無を問わず野球・ソフトボールファンならだれでも参加が可能だ。開催場によっていくつかの部門に分かれて行われる。各部門のトップチームがスーパーラウンドに進み、勝利したチームとワイルドカード枠のチームが世界決勝に進み、そこで勝利したチームにはバーチャルカップ初代王者のタイトルと賞金を手に入れることができる。

WBSCは7月に大会の全日程とルールを発表する予定。

WBSCとNewdin Contents社は複数年の提携を結び、今後拡大して世界中の野球ソフトボール界をつなぐWBSCバーチャルカップを発展させることで合意した。

韓国のソウルに本社を置くNewdin Contents社は屋内スクリーンスポーツシミュレーターの販売を担う。同社が保有するスクリーン野球製品の「ストライクゾーン」は、韓国内外の130箇所以上の場所に設置され成功を収めている。