世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、WBSCヨーロッパおよび今年のWBSCヨーロッパ大会のホスト連盟とともに、ウクライナ代表の野球およびソフトボールチームに、今年の欧州選手権への参加の可能性を支援するための財政的およびロジスティックな支援を提供した。
ウクライナのオリンピックコミュニティ支援のため、国際オリンピック委員会(IOC)のタスクフォースに沿ってWBSC、WBSCヨーロッパ連盟、および地元組織委員会は、宿泊施設、理事会費用、2022年の欧州選手権の参加中の大方の移動費をウクライナ野球ソフトボール連盟に支援提供する。
今年WBSCヨーロッパ連盟は、7大会を予定している。
野球
- U-12野球ヨーロッパ選手権-7月5日〜9日までウィーン(オーストリア)
- U-18野球ヨーロッパ選手権予選-7月4日〜9日までリュブリャナ(スロベニア)
- U-15野球ヨーロッパ選手権予選-7月18日〜23日までブダペスト( ハンガリー)
- U-23野球ヨーロッパ選手権予選-8月8日〜13日、リュブリャナ(スロベニア)
ソフトボール
- U-22女子ソフトボールヨーロッパ選手権-6月27日〜7月3日 クノヴィツェ(チェコ共和国)
- U-15女子ソフトボールヨーロッパ選手権-7月18〜23日 エンスヘデ(オランダ)
- 女子ソフトボールヨーロッパ選手権-24〜7月30日、サンボイ(スペイン)
さらに、地元組織委員会のいくつかは、チームが大陸大会出場への準備を助けるために、大会前にウクライナを受け入れる機会を提供した。
ウクライナのアスリートは、地元のヨーロッパの野球およびソフトボールリーグからのサポートも受けており、今シーズンも練習とプレーを続ける機会を与えられている。
戦争が始まって以来、WBSCは、IOC理事会によるロシア政府のオリンピック休戦違反の非難を支持してきた。2月のウクライナについてのWBSC声明文の中で、WBSCは、暴力を終わらせ、平和を回復するという呼びかけにおいて、ウクライナおよび国際スポーツ運動全体と連帯していると述べた。
ロシアの侵略前にウクライナで行われた最後のスポーツイベントの1つは、2月21日の ベースボール5 国内選手権大会だった。