女子ソフトボールワールドカップ グループA　2日目- チャイニーズ・タイペイ、アメリカ、オーストラリア、イギリスが勝利

アイルランドのバルブリガンで開催中のWBSC女子ソフトボールワールドカップ2日目、イギリス、オーストラリア、アメリカ、チャイニーズ・タイペイが勝利を収めた。

昨日に続き女子ソフトボール国際大会2日目もバルブリガン・オールウェザー・フィールドで熱戦が繰り広げられた。

• グループA 2日目結果
• イギリス対チャイニーズ・タイペイ 2-0 ボックススコア／実況プレー　 ハイライト
• アイルランド 対 オーストラリア 0-4 ボックススコア／実況プレー　ハイライト
• アメリカ対ボツワナ 15-0 ボックススコア／実況プレー　ハイライト
• チャイニーズ・タイペイ対アイルランド 11-1 ボックススコア／実況プレー　ハイライト

イギリスは開幕戦でチャイニーズ・タイペイを2-0で下し、好調をキープ。オーストラリアはこの日の第２試合で開催国アイルランドに４対０で勝利し、大会初白星を獲得した。

アメリカ（世界1位）はボツワナ（43位）に5回コールドで15-0と快勝。一方、この日最後の試合では、チャイニーズ・タイペイ（世界3位）がアイルランド（17位）を5回11-1でコールドで下し今大会初白星を挙げた。

• Day1大会レポート：
• アイルランド対ボツワナ　7-0: ボックススコア/実況プレー　ハイライト
• アメリカ、チャイニーズ・タイペイを5-0で下す：ボックススコア／実況プレー　ハイライト
• イギリス、オーストラリアを2-0で下す：BOXスコア／実況プレー　ハイライト
• WBSC大会で初めて2ステージ制が採用
• アイルランドでWBSC大会が初開催
• 持続可能なミズノの新ボール「M170」を使用
• 6チームが3グループに分かれて参加。グループAの上位2チームが来年の決勝大会への切符を手にする。大会方式の詳細はこちら
• 世界ランキング1位で12度の優勝を誇るアメリカを筆頭に、世界ランキング9位のオーストラリア、3位のチャイニーズ・タイペイ、16位のイギリス、17位のアイルランド、43位のボツワナがアイルランドで戦う。大会プレビューをチェック
• 大会ウェブサイト
• 写真
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チャイニーズタイペイ対アイルランド

この日最後の試合ではチャイニーズ・タイペイ（世界3位）が昨日のアメリカ戦、今日のイギリス戦に続いて今大会初勝利を目指す。

アイルランドは、昨日のイブニングゲームでボツワナを破り、今日の早朝にオーストラリアに敗れたため1勝1敗の成績。

チャイニーズ・タイペイ（世界3位）は、1回表にチェン・チアイーが内野を破るヒットで、リン・フェンチェンとリー・ズーシーが得点し先制した。しかしアイルランドはすぐに、アビゲイル・ホートンがジャミソン・ブロッケンブロウのセンターへのヒットで得点した。

2回にはChia-Wen Shenがセンター超えの本塁打を放ち、アイルランドからのプレッシャーを跳ね返した。Chih-Ying Linもこの本塁打で生還しチャイニーズ・タイペイは4-1とリードを広げた。さらにChia-Yi ChenとFeng-Chen Liも得点し、7-1とリードを広げた。

3回表にはChia-Wen Shenが得点してリードを8-1に広げると、Ting-En Chiangが得点し、 Feng-Chen LinとHsuan Liu がSzu-Shih Liの中前打で本塁を越えた。二塁アビゲイル・ホートンからショートのアレクサンドラ・モンテローネへの見事なダブルプレーで、チャイニーズ・タイペイが11-1のリードで終わった。

アメリカ対ボツワナ

1回アメリカは、キキ・ミロイがサードゴロに刺されるがオーブリー・リーチが野選で先制、2回にもリーチのフライを Amantle Matomが華麗にキャッチしたがSahvanna Jaquishがが得点して２対０にリード

3回表にはアリソン・アギラーが左超え本塁打を放ち3-0とリードを広げる。モズウェウはこのキャッチの際に足首をつってしまい手当てを受けた。昨日のボツワナ対アイルランドの試合でも左翼手のボノロ・モレフェが見事なキャッチをした後にフィールドを去っている。雨で天候で試合が中断し、モズウェウは歩いてフィールドから下がった。

モズウェウが右中間に戻り5分遅れで試合を再開すると、すぐさまアリ・アリーヤが左中間を破る三塁打でジョセリン・プメハナを得点に導き4-0とした。ニコール・ベイツのセンターへのタイムリーでアンドリュースとジャキッシュが得点しさらに6-0。ハンナ・フリッペンがセンターへの二塁打を放ち、ベイツとリーチが得点を加えた。

4回ボツワナのピッチャー、メリアム・リーヴがアメリカを無安打に抑えたが、5回にアンドリュースが満塁四球で得点、さらにフリッペンの中前打でジャキッシュとミア・デビッドソンが得点した、リーチ、フリッペン、ミロイ、ジョセリン・アロも得点して一気に16-0と大きく突き放した。

アイルランド対オーストラリア

アイルランドは初日にボツワナを7-0で下しており、オーストラリアは開幕戦でイギリスに2-0で敗れている。

4回裏、満塁でオーストラリアのジョージア・フッドが左中間へのフライを放つと、ショートのアレクサンドラ・モンテレオーネが後ろに下がり左翼手のサバンナ・ブロッケンブローと衝突しながらもなんとかキャッチ。その間にカイリー・スティーマーズが三塁から生還した。オーストラリアが1-0で今大会初得点を記録。

さらにオーストラリアは、5回裏にキャプテン、クレア・ワーウィックが放った打球を深い位置から走りこんできたブロッケンブローがダイビング・キャッチしたが、テイラ・チチクロニスとスティーマーズが得点して3-0とリードを広げた。

6回裏、ジャダ・ウォールがレフト・フィールドを越える見事なホームランで得点を加え、4-0とした。

イギリス対チャイニーズタイペイ

チャイニーズ・タイペイ（慧海3位）は開幕日にアメリカに破れており、二日目のこのイギリスとの試合が重要な鍵となる。

ジョージア・コリックのセンター超えホームランでイギリスが先制。3回2-0とリード。

この試合１番の見せ場は4回裏。モーガン・サーモンがChia-Wen Shenのラインドライブをサードで捕球し、クロエ・ウィギントンが一塁の Chloe Wigingtonを刺してダブルプレーを成功させた。

昨日の最優秀選手、ジョージナ・コリックはチャイニーズ・タイペイを無失点に抑えた。チャイニーズタイペイは８人の走者を塁に残したものの点数に繋がらず、イギリスの勝利に終わった。

イギリスはこの一勝で土曜日のプレーオフに一歩駒を進めた。一方チャイニーズ・タイペイは、開幕日に前大会優勝のアメリカに敗れており現在０勝。

試合前

昨日のアイルランド戦で見事なキャッチングを見せたボツワナのボノロ・モレフェは大丈夫だが、今大会にはこれ以上出場できない。しばらく休養をとれば、2、3週間後にはまたプレーできるようになるだろう。

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