オーストラリア初のプロ野球女子選手であるジュヌビエーブ・ビーコンは2004年10月生まれ。今年9月9日から18日にアメリカ、フロリダ州のサラソタとブレイデントンで開催されるWBSC U-18野球ワールドカップへの出場資格を有する。
「去年 U-18合宿に参加しました」とビーコンはWBSCのポッドキャスト『Global Game』で語っている。
しかしその後大会は延期された。
「ぜひワールドカップでプレーしてみたいです。昨年のキャンプは素晴らしかったです。あのチームに入れたら本当に光栄です」
ビーコンは司会者タイラー・モーンからの質問に元メジャーリーグベースボール(MLB)のリリーフで現在はオーストラリア野球リーグ(ABL)のメルボルンエイシズの監督を務め、ビーコンに育成選手としてチームと契約させたピーター・モイランと共に答えた。
「私は彼女のブルペンでの投球をみて、それから再びローカルリーグで私の古いチームとの試合で投球するところをみたんです。その時の彼女の投球に驚きました。翌週また彼女が別のブルペンで投球をしているのをみて、私は(GMの)ジョン・ディーブルのところにいき、ぜひ彼女をチームに迎えるべきだと言ったんです」とモイランは語った。
ビーコンはまた、高校を卒業してからアメリカの大学リーグに進むなど、今後のプランを明かした。
「コーチと連絡を取っていて、奨学金などについて話しています。高校を卒業したら大切な年になるでしょう」と結んだ。