【台湾・台中】中華民国ソフトボール連盟・台湾プロ女子ソフトボールリーグ (TPWSL) は4月25日に第5回目のシーズンを開幕する。新型コロナウィルス禍のなか2020シーズンを開幕する世界最初のプロソフトボールリーグとなった。開幕日の5試合は台中市のWanshou Softball Groundで行われる。
政府の方針に従い試合はしばらく無観客で行われるが、ソフトボールファンたちは台湾のFOX Sportsや Facebook Liveを通してTPWSLの試合を楽しむことができる。
開幕式では、蔡其昌立法院副院長(国会副議長)が「世界中の競技大会が新型コロナウィルス禍により中断される中、台湾ではプロ野球(CPBL)シーズン開幕に続いてソフトボールも開幕できたことを心より誇りに思います。世界で最初のソフトボールシーズン開幕第1球となります。」と伝えた。
台湾のプロリーグは無観客で行われる。台湾のトップスポーツリーグである中華職業棒球第連盟(CPBL)は世界で最初に2020シーズンを開幕したプロ野球リーグだ。台湾のサッカー・プレミアリーグと台湾スーパーバスケットボールリーグも無観客でシーズンを開幕した。
TPWSL 2020のレギュラーシーズンは6月21日まで最初の40試合が行われ前半を終了し、8月8日から10月11日まで後半の80試合を予定している。
TPWSLの2日目はリーグのYouTube Channelで生配信される。
ソフトボールのシーズン開幕式を行った台中市のShiow-Yen Lu市長は「台中でソフトボールシーズンが開幕できたのは、われわれがパンデミックの封じ込めに成功したからです。そしてこのソフトボールシーズン開幕は、スポーツにおけるジェンダー平等に常に取り組んでいることを証明していると言えるでしょう。」と語った。
2020 TPWSLの開幕戦は、昨シーズン優勝のNew Century HornetsがXinLi Wang Lionsに9対8で逆転勝利しシーズン初白星を飾った。
TPWSLは2016に4球団で初シーズンを開幕した。
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