第17回男子ソフトボール ワールド カップ - グループ A プレビュー  世界優勝3チームが戦いに挑む
16/11/2022 1 記事を読む目安時間

第17回男子ソフトボール ワールド カップ - グループ A プレビュー 世界優勝3チームが戦いに挑む

11月26日から12月4日まで世界中から12チームがオークランドに集結し対決する。ここではグループ Aの各チームの概要を紹介。各グループの上位 3 チームがスーパー ラウンドに進む。

第17回WBSC男子ソフトボールワールドカップは11月26日から12月4日までニュージーランドのオークランドにあるローズデールパークで開催。WBSC男子ソフトボール世界ランキング上位12チームのうち11チームが世界王座をかけて9日間の戦いを繰り広げる。

前大会優勝のアルゼンチン、開催国のニュージーランド、アメリカを含む世界優勝歴のある3チームは、チェコ共和国、同じくグループAのキューバ、フィリピンとスーパー ラウンド進出を目指し、激しい戦いを繰り広げるに違いない。

世界No. 1でディフェンディングワールドチャンピオンのアルゼンチンは、連覇を目指し経験豊富なロースターに期待をかける。 2019年のワールドカップ優勝チームから13人のベテランがワールドカップのためにオークランドに飛ぶ。 2019年の世界選手権で 28.1 イニングで防御率 1.48 を記録したヒュームル・マタ (日本との決勝 10 イニングを含む)はオークランドでアルゼンチンの 3 人の投手陣を率いる。

WBSCシニア大会で初のメダル獲得を目指す世界5位のチェコ共和国は、ニュージーランドでのワールドカップに向けて代表リストを一新した。 自国で開催した2019年ワールドカップでは8 位に終わったチェコ代表チームから引き続き出場するのは、ミハル・ホロブラデク、ミクラス・クラス、マレク・マリーの 3 人。ホロブラデクとジャッキューブ ・オシツカがチェコの投手陣の主力選手となる。

7度の世界優勝れきのあるNo. 6ニュージーランドは1976年、2004年、2013年に続いて自国での勝利を目指す。代表リストには7名のワールドカップ初出場選手、初出場が4名いる。ダニエル・チャップマンとジョシュ・ペテットの投手コンビは、ピッチャー/ユーティリティ プレーヤーのピタ・ローナの助けを借りながら、マウンドでの責任を請け負う。

世界ランキング7位のアメリカはオークランドで開催されるWBSC世界男子ソフトボール選手権大会で2000年に南アフリカで銅メダルを獲得して以来の10個目のメダル獲得を目指す。2019年ワールドカップでアメリカの5位獲得に活躍した退役軍人のエリック・オチョア、ジョン・ギズダラ、マット・パラッツォが再び代表に選ばれて出場する。

No. 12 キューバは、最終ロースターとしてベテラン投手スタッフを指名した。3人の投手には 2019 ワールドカップの 2 人のベテラン、44 歳のアラン ロマンと 47 歳のグスベル・プルティンに加えて、エドゥアルド ・ゴンザレスが入った。

2022 年ワールドカップの出場権を獲得した最後の国は 21 位のフィリピン。9 月のアジア予選で 2 位に終わり、11 回目のワールドカップ進出を決めた。 2019年に27回投球でチームを牽引したレオ・バレドが再び投手陣を率いる。マーロン・パグカリワガンとレーガン・パルコも 2019年のチームから続投、20歳の新人ジュリウス ・デラクルスは初出場となる。