.国内競技連盟のサポート は東南アジアのソフトボールのレベルを改善するためのカギとなる要素であるとソフトボールコーチング委員会々長三宅豊氏はマレーシアのペナンで開催されたWBSCアジアソフトボール認定セミナー をフォローして、述べた。
「マレーシアのセミナーで自国のコーチをコーチ認定セミナーへ送り、資格を取得させた国は成長する可能性を十分に持っていると堅く信じています」と、日本ソフトボール連盟の副会長でもある三宅氏は語った。「国内競技連盟の支援は、この地域の国々におけるソフトボールの発展の鍵です。連盟は、政府およびオリンピック委員会との関係を築くことができます。」
世界ランキング17位にランクインしているシンガポール男子U-18の代表チームは、先月パーマストンノースで開催された WBSC U-18男子ソフトボールワールドカップ 2020の初戦でアルゼンチンへの 衝撃的な逆転勝利を含め9位を記録、最高のフィニッシュを記録した。
しかし、三宅氏にとっては、東南アジアが成長する可能性が高いのは女性のソフトボールであり、それは才能の問題だけではないと述べた。「東南アジアの女性のソフトボールのレベルは、この地域の他の国に比べてまだ低いと思います。しかし、日本のピッチャーと同じ位の才能を持っているシンガポールの投手を目の当たりにしました。プレーヤーを育成するにはスキルが必要です。適切な運営管理も必要です。」
「また、球場は非常に重要だと考えています。一流の球場を持つという目的を達成するのは簡単なことではありませんし、私はそれをよく認識しています。」
ソフトボールが他のスポーツと競い合って子供の注意を引く中で、三宅は試合を広め、地域全体に浸透させるためには資金繰りとコミュニケーションの2つが重要な要素だと指摘している。
「女子、男子生徒共に学校を出てもソフトボールを練習する機会を与えてあげることは非常に重要です。企業の支援は重要ですが、財政援助は都市や県からも受けることができるはずです。
「東南アジアのすべての国の皆が、情報、スキル、アイデアなどを交換し、一緒に成長する必要があると思います。」
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