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2019年世界最高峰の野球大会(開催地4カ国、32試合)は11月2日から17日に開催
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プレミア12 2019の決勝戦は東京ドームで開催
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プレミア12より2チームが東京オリンピック2020への出場権を獲得
【スイス・ローザンヌ】世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は京19日、WBSCプレミア12® 2019への出場権を得た野球強国世界上位12か国とWBSCプレミア12の大会日程を発表した。2019年に行われる世界最高峰の野球大会では11月2日~17日まで複数の国で32試合が行われる。
2015年の新設大会が成功裏に終わったことから、WBSCは第2回WBSCプレミア12の報奨金を増額する。プレミア12はまたほかの野球国際大会の中でも最も高いランキングポイントが加算される。
オリンピック5大陸のうち4大陸から集まる世界トップ男子代表チームがWBSCプレミア12 2019で激突する。出場するのはランキング1位日本、2位アメリカ、3位韓国、4位チャイニーズタイペイ、5位キューバ、6位メキシコ、7位オーストラリア、8位オランダ、9位ベネズエラ、10位カナダ、11位プエルトリコ、12位ドミニカ共和国。
WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は「プレミア12出場を決めた世界トップ12チームのみなさま、おめでとうございます。2015年に行われた第一回WBSCプレミアはその年の日本とチャイニーズタイペイで国際スポーツ大会としては最高視聴率を獲得しました。2019プレミア12からは2チームが東京オリンピック2020への出場のチケットを獲得できます。東京オリンピックへの期待だけでなくオリンピックムーブメントと野球競技そのものをアピールし前回以上に盛り上がることでしょう」とコメントした。
プレミア12 2019から歴史的復帰を果たす東京オリンピック2020に出場できるのは、最終順位の中からアジア/オセアニア大陸の上位国1チーム(すでに出場権のある日本を除く)とアメリカ大陸の上位国1チーム。
複数開催地でオープニングラウンド -11月2日~8日
12か国の代表チームは三つのグループに分かれ(各4チーム)、台湾、韓国、メキシコでそれぞれオープニングランドを行う。
スーパーラウンドは日本で開催 -11月11日~16日
各グループの上位2チームが(進出チーム同士の勝敗結果はスーパーラウンドに持ち越し)日本の千葉マリンスタジアムと東京ドームで行われるスーパーラウンド(総当たり戦)に進出できる。
決勝・3位決定戦は東京ドーム– 11月17日
スーパーラウンドの上位2チームが東京ドームでの決勝戦に進み、3位と4位のチームが3位決定戦を行う。
WBSCプレミア12の公式大会ボールを提供するのは日本の大手野球用品メーカーのエスエスケイ(SSK)。
公式ルックやブランディングアイデンティティなどについては今後発表される予定。
現在世界ランク3位の韓国は韓国野球リーグ(KBO)のスター選手が代表選手がそろい、2015年の第1回WBSCプレミア12で優勝した。