Nicholas De Ascencaoが3イニングで3得点して南アフリカ打線を牽引し、12対2でデンマークを破り、 ニュージーランド・パーマストンノースのコルクホーンパークで行われているU-18男子ソフトボールワールドカップで初勝利を挙げた。南アフリカは現在プレースメントラウンドで1勝3敗の成績。
この勝利で南アフリカは2018年の順位結果を上回る10位に入るチャンスが残された。南アフリカの最高順位は初出場したカナダのセントジョーンズ大会で、6位に入った。パーマストンノースでは南アフリカは2016年と2018年に続くユースソフトボール国際大会に3回連続の出場となった。土曜日のアメリカとの対決で10位と11位を決定する。
南アフリカはオープニングラウンドの最初の3試合では2点しか獲得できなかったが、シンガポール戦とメキシコ戦ではどちらも負けに終わったものの、それぞれ8点と5点を入れ打線を伸ばした。南アフリカはDe Ascencao が打線トップで5得点を入れKyle Weidemanと並んだ。
この試合で負けたデンマークは7試合連続で敗れ、この大会最下位の12位に決定した。大会最終戦でデンマークに勝利したカナダはユース国際大会7度目の出場で7位に終わった。
デンマークの投手 William Melinはこの試合で6イニング投球(今大会40イニング)で18奪三振を記録した一方で12被安打、10失点という驚きの試合結果だった。 18個目のアウトは三つ目のストライクを落としたのだが捕手Nicholai Andersenが取り損ねてNeo Mofokengが一塁に到達したため、三振と捕逸が記録された。
De Ascencaoは3得点、Adrian Roche RobertsとMatthew Parkinsonも合わせて4点を入れ南アフリカは大勝した。
2回裏、August Bordonaroが四球、盗塁を繰り返し3塁に到達すると、暴投で生還してデンマークが1点先制。
4回表、南アフリカは De Ascencao がセンターを破る三塁打で得点圏に入り、Matthew Parkinsonの同点タイムリーで得点。
5回、南アフリカは一気に8対1にリード。Ethan BuckleyとWeidemanがRobertsのレフトへのタイムリーで生還し2点勝ち越し。RobertsとDe Ascensaoも Kiddo Mahlatse Malematjaのレフトへのタイムリーで得点し2点を加えた。
Malematja、Parkinson、Neo Rolant Mofokengがさらに得点して南アフリカはこの回7点を入れた。デンマークのAndersenがソロ本塁打で8対2まで返した。
南アフリカはさらに6回表Parkinsonが2点タイムリー、 Troy Bothaがタイムリー、さらに Troy Botha自身も守備エラーで得点し、12対2で勝利を決めた。