21/07/2021 - 27/07/2021

 

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Softball Olympic Games 2020 - Official Payoff
救援カイラが力投 カナダがオーストラリアに勝利しメダル争いに一歩
24/07/2021 1 記事を読む目安時間

救援カイラが力投 カナダがオーストラリアに勝利しメダル争いに一歩

リリーフ登板のカイラはこの試合4.2イニング投球、わずか2被安打、3奪三振。

ジェンナ・カイラが 4.2イニング投球でオーストラリアの打線を封じ、ジェン・サリングとエリカ・ポリドリがそれぞれ一点を入れ、カナダは東京2020で2勝目を納めた。カナダは前半得点機を生かして先制しそのまま逃げ切った。

オーストラリアは試合前半、適時打が打てず、守備のエラーも重なり、最後まで思うようなプレーができなかった。試合序盤の2イニングどちらも満塁の得点機を掴むが、四球押し出しで1点を入れたのみ、5打数0安打満塁、3三振で終わった。守備では同じく試合序盤2イニング、エラーをそれぞれ出し、カナダに4点を許して試合のペースを握らせてしまった。

オーストラリアは1回表Leigh Godfreのシングルヒット、ステイシー・ポーターの二塁打、さらにテイラー・ツィツィクロニスの死球で無死満塁チャンスを掴むと好調な滑り出しだった。しかし、この得点機をつかめず、ジェイド・ウォールの四球押し出しで1点を入れたのみ。カナダのショート、ジャネット・ラングの華麗なプレーで本塁アウト、さらにサラ・グロンウェゲンが立て続けに打者を三振で倒しピンチを凌いだ。

1回裏カナダが3点を返し3対1にリード。ビクトリア・ヘイワードがポーターの送球エラーで1点を入れ、ジェン・サリングは二塁ゴロをセンターに放ちラリッサ・フランクリンとケルシー・ハーシュマンを生還させた。

オーストラリアは2回表も満塁チャンスとなるが得点に繋がらなかった。一死満塁、カナダはジェンナ・カイラがグロンウェゲンに代わり救援に立った。ツィツィクロニスをようやく三塁に倒し、チェルシー・フォーキンのライナーを一塁アウトに仕留めて危機を脱した。

2回裏、カナダはオーストラリア一塁手フォーキンが二塁カバーのダブルプレーに失敗。さらにポリドーリがセンター2点タイムリーを放ちカナダは得点を倍にした。

カナダは4回満塁からエンマ・エンツミンガーの適時打でさらに1点を加え、7対1までオーストラリアを引き離し、そのまま勝利した。

勝利投手はリリーフのカイラ、4.2イニング投球無失点、わずか2被安打、3奪三振。敗戦投手はエレン・ロバーツ、1奪三振、1被安打、3失点、自責点2。オリンピック初出場のリリーフ、ガブリエル・プレインは5.2イニング投球、7被安打、4失点、5四球、1奪三振。

カナダはこの勝利で2勝1敗で上位に残っている。一方オーストラリアは現在1勝2敗。明日カナダは日本と、オーストラリアはアメリカと対戦する。