オリンピックソフトボール3日目　首位の日本、アメリカをカナダが僅差で追う

東京2020オリンピックソフトボール競技の3日目が横浜スタジアムで終了し、アメリカと日本が首位に並んだ。

カナダがオーストラリアに7対1で圧勝し、メダル決定戦への進出に向け駒を進めた。
オーストラリアは試合序盤、カナダの先発サラ・グロウェンゲンを相手に1対0で先制に成功していた。カナダのジェンナ・カイラが4.2イニング無失点に抑え、２被安打で勝利投手。
カナダの打線がカイラを援護する。オーストラリアのエレン・ロバーツから３点をもぎ取り逆転リードすると、さらにガブリエレ・プレインからも３点を入れた。ジェン・サリングとエリカ・ポリドリが打点２。

オーストラリアのレイン・ハローヘッドコーチは「得点するチャンスはあったのにとても残念です」と試合後に語った。

カナダのマーク・スミスヘッドコーチは「１回裏から逆転し、２回に得点したことを誇らしく思います。これまでも後攻でいつも勝っていますね。明日の午後は（日本との）大切な試合を控えていて、大変楽しみです。いい仕事ができればと願っています」とコメントした。

明日の日本との試合についてサリングは「圧倒的な守備、完璧な投球、そして、タイムリーを数本打たなければいけませんね。そうでなければ勝利をつかめないでしょう」とインタビューに答えた。

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キャット・オスターマンは6イニング無失点、アリソン・アギュラーは３回表に２ランタイムリーを放ちアメリカはメキシコに2対0で勝利した。アメリカはこの３試合でまだ1点も相手チームに得点させていない。オスターマンはオリンピックで７試合目の勝利を獲得し、レジェンドのリサ・フェルナンデスの記録を破ってアメリカ人としてオリンピック最多勝利の記録を更新した。

「メキシコと対戦するために、コーチ陣は選手のために素晴らしい準備をしてくれました」とアメリカのケン・エリクセンヘッドコーチはコメントした。そして捕手のデジャ・ムリポラを賞賛した。「キャット・オスターマンと組んだこの試合はほぼ完璧でした。一つだけヒットとされた球がありましたが、あれも間違いだったと思います。私たちの試合のプランは完璧でした」

オスターマンは自分の達成した記録についてチームメートたちに感謝した。「15人が同じ方向を向いて団結していれば楽にプレーできます」

アリソン・アギュラーもチームの精神を褒めたたえた。「エネルギー溢れる協力的ないいチームです。タイムリーが打てると私たちは知っていますから、自信もあります。今日は私いなかったとしても誰かが同じ結果を出したでしょう」

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日本は４回の山本優と６回の藤田の本塁打でイタリアを5対0で下し、オリンピックソフトボール競技で無敗のままアメリカと首位に並んだ。イタリアは1回と3回に三塁まで走者を送ることに成功したが、得点には繋がらなかった。

イタリアのフェデリコ・ピッツォリーニヘッドコーチは「素晴らしいチームに敗北しました。日本はおそらく優勝候補でしょう。もっとも大変だったのは日本のラインナップです。打者と対峙するたびにプレッシャーが増え、守備にも相当のプレッシャーでした」と振り返った。

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4日目の試合は7月25日（ 日）午前10時より開始。