21/07/2021 - 27/07/2021

 

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Softball Olympic Games 2020 - Official Payoff
オスターマン、アギュラーが活躍 アメリカがメキシコに勝利
24/07/2021

オスターマン、アギュラーが活躍 アメリカがメキシコに勝利

オスターマンが今大会2度目、オリンピック7度目の勝利を記録し、オリンピック史上アメリカ人投手としては最多勝利投手。彼女はオリンピック3大会で2勝以上の勝利(アテネ2004で2回、北京2008で3回)をマークしている。

キャット・オスターマンの6イニング無失点、アリソン・アギュラーの3回表2ランタイムリーで、アメリカは東京2020オリンピック3連勝を収めた。世界トップランクのアメリカはメキシコに2対0で勝利し、今大会無敗のまま。オスターマンはレジェンドのリサ・フェルナンデスの記録を破りアメリカ人投手としてオリンピックソフトボール史上初の7度目の勝利を記録した。

オスターマンはビクトリア・ビダレスに2回内野ヒットを打たれて降板したが、4奪三振、1四球をマーク。今大会2度目の勝利、オリンピックでは7度目の勝利を果たし、オリンピック史上アメリカ人投手としての最多勝利記録を樹立した。これまではアトランタ1996からアテネ2004まで6勝利を獲得したフェルナンデスと並んでいた。さらに左投げのオスターマンはオリンピック3大会で2勝以上を記録した(アテネ2004で2回、北京2008で3回、東京2020で2回)。

アメリカのケン・エリクソンヘッドコーチは今大会ではまだ左腕のオスターマンとモニカ・アボットの2投手しか起用していない。2度のオリンピックメダリストである二人は合わせて3試合続けて1被安打完封を果たした。今日、オスターマンは6イニング投球したあと、アボットに交代した。アボットは7回を三者三振で倒し試合をまとめた。

アリソン・アギュラーの今大会初ヒットがアメリカの勝利を決めた。3回満塁のチャンスで、二塁手アギュラーは二死からセンター方向への2点タイムリーを放ち、アメリカを勝利に導いた。今日のアギュラーの成績は3打数2安打。

一方、アメリカのセンター、ヘイリー・マクレニーは4打数2安打、1得点、今大会では合わせて9打数6安打、打率 .666をマーク。5回ではメキシコのショート、アニサ・ウルテスが華麗なダイビングキャッチでマクレニーのヒットを阻止した。

メキシコの先発ダラス・エスコベドが敗戦投手。2イニング投球、2被安打、2失点、2四球、2奪三振。3回表無死走者一、二塁のピンチでサークルを降り、ダニエル・オトゥールと交代した。しかしオトゥールはアギュラーの同点タイムリーを浴び、わずか2打者との対峙で降板した。

アメリカは現在3勝0敗で首位、オープニングラウンドあと2試合を残す。オリンピック初出場のメキシコも初白星をあげたい。