WBSCの若者をターゲットとした新たな都市型競技ベースボール5が今日、ナイジェリアのアブジャで行われたアフリカ国内オリンピック委員会連合 (ANOCA) の会合でプレゼンテーションされた。WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長が率いるWBSCの代表団がANOCAの54の加盟国を前にベースボール5を紹介した。
フラッカーリ会長は、「今回ANOCAの皆さんにベースボール5の将来についてお話する機会を与えてくださったMustapha Berraf会長に感謝します。WBSCとANOCAは協力してアフリカでの野球ソフトボール発展とANOCAの複合競技大会に含まれるよう務めたいと思います」とツイートした。
代表団は木曜日に野球とソフトボールの新都市型競技ベースボール5の説明と、ダカール2026ユースオリンピックに先駆け同競技のアフリカの主要複合競技大会へ導入について話した。
リッカルド・フラッカーリ会長は「ベースボール5はIOCの掲げるアジェンダ2020+5、ニューノーム(新基準)、そしてオリンピックムーブメントの原則と一致しており、現代的、魅力的、包括的、男女混合、若者を対象、都市型競技などアクセシブルな競技であることの基準を満たしています」と加えた。
「WBSCは私たちのこの競技をアフリカ大陸を主要ターゲットにしながら、世界中のあらゆるところに広げたいと考えています。ANOCAとWBSCはオリンピックムーブメントとその理念に対する同じコミットメントをシェアしていると確信しています。ダカール2026を視野に入れてアフリカ各国を支援しながらアフリカ大陸での主要複合競技大会にベースボール5導入するよう実りある協力体制を確立していきたいのです」
ベースボール5はこれまで特にアフリカとヨーロッパで野球・ソフトボール発展を後押ししてきた。ベースボール5がセネガルのダカールで行われる2026ユースオリンピックの種目に入ったことは、この競技が世界中で人気が広がっている証だ。
ANOCAは、ナイジェリアのアブジャに本拠地をおく国際組織で、54のアフリカ国内オリンピック委員会をまとめている。