WBSC執行役員会 世界での野球とソフトボールの目覚ましい成長と革新を祝う

WBSC執行役員会 世界での野球とソフトボールの目覚ましい成長と革新を祝う
25/11/2023
WBSC執行役員会は5月10日を「世界野球ソフトボール連盟の日」と制定。2025年8月7日~17日に開催されるワールドゲームズ成都2025の男子・女子ソフトボールの予選プロセスも承認した。

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)執行役員会は土曜日、スイスのプリーにあるWBSC本部で年末会議を開き、国際野球・ソフトボール界にとって飛躍の年となったこの1年を振り返った。

2022年のWBSC総会以来、初めて直接顔を合わせたWBSC執行役員会はこの1年間を「非常に成功した」と評価し、WBSCが今後もあらゆる形で人々に野球とソフトボールのスポーツに関わる機会を提供し続けることが重要であると強調した。

WBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は、冒頭のあいさつで「今日は、パンデミックの長い期間を終えて、ようやく本部で執行役員会が初めて開かれる特別な日です。私たちはこの12ヶ月間、多くの新しい取り組みや新しいプロジェクトに取り組み、特別なそして大きな成功を収めてきました」と語った。

世界野球ソフトボール連盟の日

「今、私たちは大きく祝うことが二つあります。それはWBSCが10年という節目を迎えること、そして2028年ロサンゼルスオリンピックのプログラムに野球とソフトボールが復帰したことです」

「何十年もの間、異なる、時には対照的な道を歩んできた2つの "世界 "をひとつにまとめるのは容易なことではありませんでした。しかし、今日、この旅の始まりに抱いた戸惑いや疑念はすべて払拭されたと言えます。ここまでの成果から見ればそれは明らかです」

「私たちはひとつの統一された組織、連盟であり、そしてひとつの強固な国際連盟でもあります。2014年にWBSCが誕生した5月10日を、私たちは8つの大陸連盟と191の国内連盟を含む、団結した強固な組織として祝うことができます。私たちのコミュニティに捧げ、野球とソフトボールの統一を記念する日としてともに祝いましょう」

WBSC執行役員会は5月10日を「野球ソフトボール連盟の日」として制定することを承認した。

オリンピック復帰

LA28で野球とソフトボールがオリンピックの公式種目に復帰したことについて、フラッカーリ会長は、LA28の野球とソフトボール採用までの道のりを支えてくれたすべての会員、特にUSAベースボールとUSAソフトボールに感謝した。

WBSCのソフトボール担当副会長であり、USAソフトボールのCEOであるクレイグ・クレス氏は、「野球とソフトボールが、我々のスポーツ発祥の地であるLA28オリンピックに参加することは素晴らしいことです。私たちは、選手を含むさまざまな関係者たちと協力し合ってきました。復帰達成は私たちの努力の結晶だけではなく、世界の野球・ソフトボール界の情熱とコミットメントのおかげだと思います」と語った。

WBSC野球担当であり、USAベースボールCEOであるポール・セイラー氏は「野球とソフトボールがLA28オリンピック競技大会に参加できることに疑いはありませんでした。LA28で大成功を収めることを楽しみにしています」と語った。

Baseball5

WBSCの次のオリンピック大会は、2026年にセネガルで開催されるユースオリンピック大会のBaseball5だ。執行役員会は、WBSCのアーバン型男女混合スポーツ・Baseball5が、野球とソフトボールに新たな参加者を増やしていること、スポーツの力が新たな地域社会に働きかけ続ける力を持つことを評価した。フラッカーリ会長は、Baseball5の成功について、「私たちがいかに変化し、革新しているかを証明し続けています」とし、

「アンカラ(トルコ)で先月開催されたユースBaseball5ワールドカップは、ユースオリンピックへの素晴らしいプレビューとなりました。この男女混合種目の私たちのBaseball5が大好評であることが証明されました!」と語った。

ワールドゲームズ予選の流れ

WBSC執行役員会は、2025年8月7日から17日にかけて開催されるワールドゲームズ成都2025の男子・女子ソフトボールの予選プロセスを承認した。

両大会それぞれ8チームが参加する大会の予選プロセスは以下の通り。

  • 開催国中国に1枠
  • 2024年12月31日現在のWBSCランキング上位6チーム
  • 2025年1月31日までにWBSCが与えるワイルドカード1枠

また、執行役員会は今年行われたWBSCワールドカップ(ベースボール・チャンピオンズリーグを除く)には、アフリカ(5)、南北アメリカ(13)、アジア(8)、ヨーロッパ(10)、オセアニア(2)の5大陸から100チームが参加したことを報告した。

アメリカ大陸(9)、アジア(7)、ヨーロッパ(1)、オセアニア(1)を含む合計12カ国がメダルを獲得した。

WBSC Executive Board Meeting Report - Events 2023

イノベーションと変革

ベースボール・チャンピオンズリーグの開幕、eBaseballシリーズ の開始、そしてWBSC eBASEBALL™pawafuパワフルプロ野球の成功は2023年、国際的な野球・ソフトボール界にとって画期的な出来事となった。

メキシコのメリダで開催された第1回WBSCベースボールチャンピオンズリーグ・アメリカ大陸の成功に続き、2024年に開催される次回大会の計画がすでに進められており、近い将来発表される予定だ。また、WBSCが10の国際連盟の1つとして参加したオリンピックeスポーツシリーズやWBSC eBaseballシリーズで大きな成功を収めたeBaseballは、WBSCが今後さらに取り込んでいく大きな成長機会と考えられている。

より多くの人々にスポーツに参加する機会を提供するために設立されたWBSCレガシークラブもまた、WBSCの未来の重要なプロジェクトとして認められた。今年初め、WBSCはヨルダンのアズラク難民キャンプにBaseball5専用のフィールドを開設した。現在、フィールドは2つあり、60人近い子供たちが週3回のトレーニングセッションを楽しんでいる。またガザ地区から逃れてきた人たちを収容する別の難民キャンプがある近隣の村に4つのBaseball5チームが成長してきており、フラッカーリ会長は「このプロジェクトは、私たちがこれまで立ち上げてきた中で、最も重要でインパクトのあるイニシアティブのひとつになると確信しています」と語った。

最後に、役員会は2022年度の財務報告、懲戒付則WBSCハラスメント・虐待防止規則の更新を承認した。

WBSC Executive Board Meeting Report - Disciplinary By Laws

また、2人の選手の移籍も承認された( Kaeber A. G. RogとAhir N. G. Meulensの2選手がオランダ野球ソフトボール連盟からキュラソー野球連盟へ移籍)。