キューバがオリンピック予選に向けメキシコ野球リーグチームと強化試合　

キューバ代表野球チームはロースターを拡張してメキシコに遠征し、WBSC野球アメリカ大陸予選に備えて強化試合を行う。3月13日から18日までメキシコ野球リーグのLeones de Yucatan、 Olmecas de Tabasco、Piratas de Campecheなどトップチームと対戦する。

キューバはオリンピックの野球大会で金メダル３個など５度メダルを獲得しており、野球大国キューバとしては東京2020オリンピックに出場しないという選択技はない。

キューバ野球技術チーフのRicardo Eizmendiz氏は代表チームは現在ハバナのLatinoamericano stadiumで合宿中であるという。キューバ野球連盟は現在日本プロ野球(NPB)の選手を加えることができるよう交渉しているという。

WBSCアメリカ大陸野球予選（3月22日から26日、アリゾナ）に出場するのは、世界2位アメリカ、カナダ（12位）、コロンビア（14位）、キューバ（8位）、ドミニカ共和国（10位）、ニカラグア（15位）、プエルトリコ（11位）、ベネズエラ（9位）。この予選の勝者が2020オリンピック出場6チームのうちの５枠目を獲得する。

2019年WBSCプレミア12はオリンピック予選を兼ねていたが、キューバはオープンニングラウンドで敗退した。最新のWBSC野球世界ランキングでも8位に順位を落とした。