アリゾナ開催オリンピック・アメリカ大陸予選の組分、試合日程が発表

世界野球ソフトボール連盟は今日、第32回オリンピック東京2020のWBSC野球アメリカ大陸予選の組分け、試合日程、会場を発表した。全米アマチュア野球連盟が主管するこの予選大会はアリゾナ州のサプライズとテンピで実施。8チームが16試合を行い優勝したチームがオリンピック行きを獲得する。

グループA　2位アメリカ、10位ドミニカ共和国、11位プエルトリコ、15位ニカラグア

グループB　8位キューバ、9位ベネズエラ、12位カナダ、14位コロンビア

試合日程（現地時間）

3月22日（日）　サプライズ

1 pm プエルトリコ vs. ドミニカ共和国

7 pm  アメリカ vs. ニカラグア

3月22日（日）テンピ

1 pm ベネズエラ vs. キューバ

7 pm コロンビア vs. カナダ

3月23日（月）　サプライズ

1 pm コロンビア vs. ベネズエラ

7 pm カナダ vs. キューバ

3月23日（月）　テンピ

1 pm ニカラグア vs. プエルトリコ

7 pm ドミニカ共和国 vs. アメリカ

3月24日（火）　サプライズ

1 pm ニカラグア vs. ドミニカ共和国

7 pm プエルトリコ vs. アメリカ

3月24日（火）　テンピ

1 pm カナダ vs. ベネズエラ

7 pm キューバ vs. コロンビア

グループラウンド終了後、各グループの上位2チームがスーパーラウンドに進出し、それぞれ2試合を行う。進出チーム同士のオープニングラウンドでの勝敗はスーパーラウンドの成績に持ち越される。

スーパーラウンドでの勝敗成績が一番良いチームが優勝となり東京オリンピック2020の５枠目を獲得し、世界ランク1位日本、3位韓国、5位メキシコ、18位イスラエルに加わる。

アメリカ予選で2位と3位のチームには台湾の台中と斗六で4月1日から5日までおこなわれるインターコンチネンタル最終予選へのチャンスが残される。東京オリンピック最後の１枠をかけて、世界4位チャイニーズタイペイと20位中国（アジア選手権大会上位2チーム）、8位オランダ（ヨーロッパ／アフリカ予選2位）、7位オーストラリア（オセアニア代表）と共に戦う。

開催会場

アリゾナのサプライズはフェニックスから北西へ45分ぐらいのところにある。スタジアム（見出し写真）ではカンザスシティ・ロイヤルズとテキサス・レンジャーズの春合宿が行われる。2002年にオープンしたこの球場は10714席。USA Todayによればアリゾナのトップ合宿施設に選ばれている。

フェニックス都市圏のイーストバレーに位置するテンピのディアブロスタジアムはロサンゼルス・エンゼルスの春合宿地。9558席のこの球場は1969年にオープンし、2002年に改修された。