ニカラグアがフロリダのオリンピック野球予選の代表選手発表

WBSC アメリカ大陸野球オリンピック予選に出場するニカラグア代表野球チームの26名の選手が発表された。この予選では、上位8か国が東京2020オリンピック出場の一枠を競う。

ニカラグアの Marvin Benard監督は、5月31日から6月5日までフロリダ州ポートセントルーシーとウェストパームビーチで行われる予選に、12人の投手、2人の捕手、7人の内野手、5人の外野手を選んた。

トーナメントで最下位のチームで、世界ランキング第15位のニカラグアは、2位のアメリカ、10位のドミニカ共和国、11位のプエルトリコなど強豪国がいる「死のグループ」と呼ばれるグループAに出場する。

ニカラグアのロースターは、過半数がニカラグアプロ野球リーグ（LBPN）の選手で構成される。さらに４名は現在、 MLB の契約中の選手で、捕手 Melvin Novoa (テキサスレンジャーズ)、 ショート Brandon Leyton (シンシナティ・レッズ), 外野手Ismael Munguia (サンフランシスコ　ジャイアンツ) と左腕投手Dilmer Mejia (シカゴホワイトソックス)。 Lefty Carlos Teller はメキシコ野球リーグのリエレロス・デ・アグアスカリエンテスに所属している。

このリストには、リマ2019のパンアメリカン競技大会3位でオリンピック予選出場を決めたニカラグア代表チームからの12選手も含まれている。

代表チームは元ビッグリーガーのMarvin Benardが監督、その他コーチ陣に Julio Sanchez, Cairo Murillo、Henry Roa、 Yader Roa、Sandor Guido とMario Peñaの面々が加わった。

ニカラグアは5月28日金曜日にフロリダに飛び、5月31日月曜日の現地時間午後7時に、ポートセントルーシーのクローバーパークで開催国であり、予選でトップランクのアメリカと対戦し、初戦をかざる。

ニカラグアは1996年の唯一のオリンピック出場で4位終了以来、初めてオリンピックに復帰を狙う。1996年のオリンピックでは、アメリカとの銅メダル決定戦で10-3で敗れている。