ヨーロッパチャンピオンのオランダ、WBSCプレミア12上位進出に向けて強力ラインナップを揃える

台湾・台中 － 今回のWBSCプレミア12において、MLBゴールドグラブ賞10回受賞のアンドリュー・ジョーンズ選手、NPBシーズン最多ホームラン記録保持者のウラディミール・バレンティン選手の二人が世界ランキング5位のオランダ攻撃陣最大の武器だ。

ヨーロッパからの参加国の中で同ランキング最上位のオランダは、2014ヨーロッパ選手権で優勝し、2013ワールド・ベースボール・クラシックでも準決勝まで進んだ。

投手陣を見ても、11月8日から21日の予定で世界のトップ12カ国で争われる今回のトーナメントで上位に食い込めるだけの布陣を今回のオランダ代表は備えている。

ヘンスリー・ミューレンス監督はディエゴマー・マークウェル投手とジム・プローヘル投手の二人のサウスポーを代表に選び、またベテランのロビー・コルデマンス投手が残り11人の右投手を引っ張る。

守備陣ではスイッチヒッターのショーン・サラガ捕手がスタメンマスクをかぶると見られ、内野の要は2011野球ワールドカップMVPのクルト・スミス選手だ。

オランダは世界ランキング4位のチャイニーズ・タイペイと台中で11月9日月曜日に行われるグループＡの開幕戦で対戦する。2013ワールド・ベースボール・クラシックの開幕ラウンドでの両国の前回対戦では、チャイニーズ・タイペイが8－3でオランダを下している。