台湾・台中– 夜台中インターコンチネンタル野球場で行われた手に汗握る月曜夜のグループA開幕戦で、オランダナショナルチームが7対4でチャイニーズタイペイを下した。
伝説のホームラン王・王貞治氏が始球式でバットを振って開幕した試合では、4位チャイニーズタイペイと5位オランダがディスプレイ上で火花を散らし、計23安打、3本塁打を放った。
オランダチームは計14安打で、うち一塁手ユレンデル・デキャスター(5打数3安打、打点2、得点2)が2回に2ランホームランを出した。
デキャスターのホームランの前、1回裏にはチャイニーズタイペイのスター外野手・陽岱鋼(ヨウダイカン)(日本ハム)が先発ディエゴ・マークウェル投手からホームランを放った。
6回では、林泓育(リンホンユー )(ラミーゴモンキース — CPBL) がホームランで球を観客席に送り込みファンを喜ばせ、4-3まで追いあげた。
9回表、オランダはNPBホームラン王ウラディミール・バレンティン (東京ヤクルト)の2塁打など3安打で、3得点を獲得し勝利に迫った。
オランダは計5人の投手を投入。シャイロン・マルティスはリリーフで2,2回投げ勝利に貢献した。
敗北したものの、ヨウダイカン選手は「開幕戦は両チームともにすばらしいパフォーマンスだった」と両チームの選手を称えた。