（台湾台北）－チャイニーズ・タイペイ（CTBA）は世界野球ランキングトップの強豪12カ国が一同に会する2015 WBSCプレミア12に出場するチャイニーズ・タイペイのロースターメンバーを発表した。
また、WBSCプレミア12の共催CTBAはオンラインで観戦チケット販売を行うこともあわせて発表した。(http://baohan.tixcraft.com/activity/detail/2015_P12) 「チャイニーズ・タイペイ5試合チケットセット」の特別セット券は10月1日～14日のみ購入可能で、台湾開催の試合の一般チケットは10月15日から購入開始が可能となる。
チャイニーズ・タイペイの代表メンバー
WBSC世界野球ランキング第4位であるチャイニーズ・タイペイのロースターメンバーは、投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人の計28名で、北海道日本ハムの外野手として活躍するヨウ・ダイカンをはじめとする中国プロ野球リーグ(CPBL)のトップスター選手が名を連ねている。
チャイニーズ・タイペイのクオ・タイユアン代表監督は、ナショナルチーム選抜委員会が決定した最終メンバーを発表後「勝つかどうかは自分にかかっている」と述べた。
投手メンバーは2008年北京オリンピックにも出場した経験豊富な潘威倫 Wei-Lun Pan投手（CPBL 統一セブンイレブン)をトップに、グォ・ジュンリン (NPB 西武)、 チェン・グァンユウ (NPB 千葉ロッテマリーンズ)、 羅國華Kou-Hua Lo (ミネソタ ツインズ)、陳禹勳Yu-Hsun Chen (CPBL ラミーゴ)、林柏佑o-Yu Lin (CBL ラミーゴ)、
王鏡銘Ching-Ming Wang (CPBL 統一セブンイレブン)、 陳鴻文Hung-Wen Chen (CPBL 中信兄弟）、羅嘉仁Chia-Jen Lo (CPBL 義大ライノズ)、
倪福德Fu-Te Ni (CPBL 義大ライノズ), 林子崴Tzu-Wei Lin (CPBL 統一セブンイレブン)、 呂彥青Yen-ChingLu (国立台湾体育運動大学)、宋家豪Chia-Hao Sungが選抜された。
捕手に選ばれたのは、ベテラン選手の高志綱Chih-Kang Kao (CPBL 統一セブンイレブン) をトップに、強打者の林泓育Hung-Yu Lin (CPBL ラミーゴ) と張進德Chin-Teh Chang (MiLB ピッツバーグパイレーツ Class High A).。
内野手の選抜には、ラミーゴで活躍する郭嚴文Yen-WenKuo、林智勝Chun-Hsiu Che、陳俊秀Chih-Sheng Linの３人に加え、林益全Yi-Chuan Lin (CPBL 義大ライノズ)、陳鏞基Yung-Chih Chen (CPBL 統一セブンイレブン)、林志祥Chih-Hsiang Lin (CPBL 統一セブンイレブン) 、蔣智賢Chih-Hsien Chiang （CPBL 中信兄弟）などCPBLのスター選手が勢ぞろいしている。
外野手メンバーはスーパースターのヨウダイカン (NPB 北海道), CPBLでホームラン記録を保持した 高國輝Kuo-Hui Kao (CPBL 義大ライノズ), 張建銘Chien-Ming Chang (CPBL 義大ライノズ), 張志豪Chih-Hao Chang (CPBL 中信兄弟) そして、話題のルーキー 王柏融Po-Jung Wang (CPBL ラミーゴ)。
「28名の選手を選抜することは楽しくもあり辛くもあった。しかし、国内外で活躍する選手の中からベストを選んだと信じている」とクオ代表監督は述べている。
さらにクオ代表監督は6月にチャイニーズタイペイプレミア12の代表監督として選ばれた直後に、ヨウ選手が自分のところにやってきて、ヨウ選手自身もナショナルチームに加われたらと伝えてきたことを打ち明けた。
プレミア12に出場するチャイニーズ・タイペイのナショナルチーム選抜選手のうち、25％が19才～23歳の次世代を担う若手選手で構成されている。
これについて監督は、「若い選手たちが国際舞台で経験を積めるすばらしい機会であり、将来2020年の東京オリンピックでプレーができるならばきっとキープレーヤーとして活躍してくれるにちがいない」と述べた。
チャイニーズ・タイペイはシーズンを終了した選手から順に10月1日より初期トレーニングキャンプを開始するが、最終的にメンバーが顔を揃えてトレーニングを始めるのは、10月中旬のCPBL終了後となる。
Aグループのチャイニーズ・タイペイは、台中インターコンチネンタル球場にて11月9日世界野球ランキング５位のオランダと対戦する。
