女子野球ワールドカップ アメリカが長打で勝利 決勝進出への可能性を残す
30/08/2018 1 記事を読む目安時間

女子野球ワールドカップ アメリカが長打で勝利 決勝進出への可能性を残す

ホスト国アメリカはGordarezとBaltzellの本塁打など長打でカナダを下し、決勝での日本との対決の可能性をのこす。Amanda Sementelliが勝利投手。木曜日のスーパーラウンド3日目の試合結果が注目される。

アメリカはJade Gortarez と Megan Baltzellの本塁打など長打で攻めてカナダ5対1で下し、女子野球ワールドカップ決勝進出への可能性を残した。

日本はすでに決勝進出を決め、ドミニカ共和国とベネズエラはメダル争いからは外れた。スーパーラウンドの最終日となる三日目に注目されるのはチャイニーズタイペイとカナダの対戦。勝てばチャイニーズタイペイが決勝へ、カナダが勝てば3チーム同点に並ぶ。アメリカはドミニカ共和国に高い成績で勝利しなければならない。

1回表アメリカはカナダの先発Anne Sophie Lavallée を脅かす。Malaika Underwoodと Megan Baltzellが連打で出塁、暴投で二塁、三塁のチャンス。しかし Lavallée は Michelle Cobbを奪三振で危険を回避した。

1回裏先頭のNicole Luchanski が Amanda Sementelli から単打を放つ。Gélinas の緩い二ゴロを放ち守備エラーでNicole Luchanskiは二塁、さらにKelsey Lalor 右前フライで三塁、打球はBrittany Gomezの目の前に落下し、二塁送球でアウト。Katherine Psota がショートへのゴロアウトでKelsey Lalor が生還しカナダは先制1点をいれた。

2回表アメリカが逆転リード。先頭のKylee Lahnersが二塁打、犠牲バントで進塁。Lavalléeの死球でGomezが出塁すると、Jade Gortarezの放った本塁打は大きく左フェンスを超えて走者を一掃、一気に3点を入れた。

3回表さらにアメリカは長打で攻める。4番打者のMegan BaltzellがLavalléeからセンターど真ん中にこの試合(大会)2本目の本塁打を放った。

アメリカはさらに2安打(Michelle Cobb の単打と Anna Kimbrellの二塁打) と守備エラーで1点を追加。ここで LavalléeからAllison Schroderにマウンド交代。Allison SchroderはGomezを四球で歩かせるが、ゴロアウト二つでピンチを脱した。

Schroderはすでに2回と3回で5点の差が開いたアメリカにこれ以上の得点を許さなかった。Sementelli は6イニング投球で勝利投手。Megan Meidingler が最後のアウト6つを取った。

Megan Baltzell provided power with her second home run in the tournament