新設WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップは、参加12チームで4月15日からアルゼンチンのパラナで開幕する。この大会について知るための10のポイントを紹介しよう。
- WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップは今回が初開催。次回は2026年に開催予定。
- 開催地はパラナ州。アルゼンチンのソフトボールの都と言われている。
- 大会には12カ国の代表チームが参加する。グループAはアルゼンチン、オーストラリア、チェコ、メキシコ、シンガポール、南アフリカ、グループBはカナダ、イスラエル、日本、ニュージーランド、ベネズエラ、WBSCチーム*。
- 大会の模様は、WBSCのOTTプラットフォームGameTimeから全世界でライブ配信される。
- オープニングラウンドの後、各グループの上位3チームがスーパーラウンドを戦う。スーパーラウンドの1位と2位のチームは決勝を、3位と4位のチームは3位決定戦を行う。
- オーストラリアのジャック・ベスグローブ選手(写真上)やアルゼンチンのアラン・ペカー選手など、シニアのスター選手も出場。
- ミズノM150の公式球は、今大会が最後。同モデルは、今年末のWBSC女子ソフトボールワールドカップグループステージから、より持続可能なモデル「M170」に変更される。M150は、2004年アテネ大会、2008年北京大会、2020年東京大会と過去3回のオリンピックのソフトボール競技の公式ソフトボールとして使用された。
- WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップでは、WBSC男子ソフトボールランキングの上位10チームのうち9チームが出場。競争力の高さを際立たせている。
- WBSC U-23男子ソフトボールワールドカップは、メイン会場はの「Ing. Nafaldo Cargnel」スタジアムと「El Plumazo」の代替会場と、2会場で実施。
- オーストラリアはシニア部門王者、日本はU-18タイトルを獲得しているため、今大会でどちらかが優勝すれば、男子ソフトボールワールドカップ3大会のうち2大会のタイトル獲得となる。さらに、オーストラリアがアルゼンチンで優勝し、さらに年内にメキシコで開催されるWBSC U-18男子ソフトボールワールドカップでもしオーストラリアが優勝すれば、すべてのカップタイトル保持を達成するという歴史的なチャンスに恵まれる。
*グアテマラ国内オリンピック委員会が国際オリンピック委員会から資格停止処分を受けたため、グアテマラ選手は国を代表して国際スポーツ大会に出場したり、国の旗や名前で出場することはできない。そのため選手たちのワールドカップへの参加権を尊重し、グアテマラはWBSCチームの名称でWBSC U-23男子ソフトボールワールドカップに出場する。