Alyssa Nakkenが初の女性常勤MLBコーチに 新たな歴史の一歩
23/01/2020 1 記事を読む目安時間

Alyssa Nakkenが初の女性常勤MLBコーチに 新たな歴史の一歩

元ソフトボールスターのAlyssa Nakkenは2014年にサンフランシスコジャイアンツに入団。今後はコーチとして活躍する。

元サクラメント州のソフトボールスターAlyssa Nakkenが、フルタイムで雇われる初の女性MLBコーチとなった。サンフランシスコジャイアンツのGabe Kapler監督のもとでアシスタントとして雇われる。Gabe Kapler監督はNakkenはMark Hallbergと共に「深い意味での協力やチームワークなど、選手のパフォーマンスを向上させるクラブハウスでの過ごし方について中心的に取り組んでもらう」と語った。

Nakkenは野球のユニフォームは着るがサンフランシスコジャイアンツの試合でドグアウトに入ることはない。MLBの試合ではコーチ7名までであり、 Gabe Kapler監督はすでにベンチコーチにKai Correa、ピッチングコーチAndrew Bailey、バッティングコーチDonnie Ecker、一塁コーチAntoan Richardson、三塁コーチRon Wous、ブルペンコーチCraig Abernazを任命しているからだ。サンフランシスコジャイアンツのMLBスタッフはコーチ17名いる。

Nakkenは1990年6月13日カリフォルニア州ウッドランド生まれ、その1年後に女子ソフトボールがオリンピック競技となった。ちなみにNakkenの誕生日は世界ソフトボールデーと同じ日だ。

Nakkenは地元の高校卒業後、サクラメント州立大学で一塁手としてソフトボールのスターになる。2012年に大学を卒業するまでにNakkenはチーム史上10人目の最多本塁打と最多得点を記録した。

Nakkenはジャイアンツに研修生として2014年に入団し経験を積んだ。最近では球団での健康・ウェルネスやダイバーシティ推進に率先して取り組んでいた。2015年にはNakkenはサンフランシスコ大学でスポーツマネージメントの大学院の資格をとった。

男子野球初の女性コーチであるJustine SegalはツィッターでNakkenをサポートするとコメントした。

見出し写真提供Sacramento Bee

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