2022年杭州アジア競技大会が土曜日に開幕 野球とソフトボールは9月26日開幕
20/09/2023 1 記事を読む目安時間

2022年杭州アジア競技大会が土曜日に開幕 野球とソフトボールは9月26日開幕

野球競技は10月7日まで9チームが出場し、ソフトボール競技は8チームが10月2日まで金メダルを目指して戦う。第19回アジア競技大会の実況プレイとスタッツは、my.WBSC採点システムで管理される。

世界最大級のマルチスポーツイベントの一つである第19回アジア競技大会杭州2022が土曜日に杭州オリンピックスポーツセンターの開会式で開幕する。9月23日から10月8日まで開催されるこのアジア競技大会には、37競技、481種目、45の国内オリンピック委員会が参加。野球とソフトボールは9月26日に開幕する。

当初は2022年9月に開催される予定だったこの大会は、新型コロナウイルスの流行により2023年に延期された。そして今、杭州と中国は、野球とソフトボールのスター選手を含むアジアのトップアスリートたちを迎え入れ、金メダルを争う準備が整った。

野球とソフトボールの競技は、中国最大の野球・ソフトボール会場である紹興野球・ソフトボールスポーツセンターで開催される。この最新鋭の複合施設は、中国浙江省紹興市にあり、杭州のメイン会場から40キロ離れている。 アジア大会のレガシーの一環として、紹興野球・ソフトボールスポーツセンターでは来年、WBSC U-23野球ワールドカップが開催される。

第19回アジア競技大会の実況プレーとスタッツは、WBSCが独自の大会用に開発し、各国連盟、プロリーグ、その他の関係者にサービスとして提供している、現代的で使いやすいツール「my.WBSC採点システム」で管理される。

2022年アジア大会は、2022年サンサルバドル中米カリブ大会での成功に続き、my.WBSCの下で運営される2番目の国際マルチスポーツイベントとなる。WBSCの採点システムは、2023年のサンティアゴ・パンアメリカン競技大会にも導入される予定であり、世界最大の大陸別複合競技大会2つをカバーすることになる。

野球大会には9チームが出場

野球大会は9月26日、タイ(70位)、シンガポール(74位)、ラオス(75位)の3チームによるグループ戦で開幕する。このステージの上位2チームが、4チーム2組で構成される次のステージに進出する。

グループAでは、日本(世界1位)が中国(23位)、フィリピン(36位)、そしてファーストステージの予選2位チームと対戦し、グループBは、韓国(4位)、チャイニーズ・タイペイ(5位)、中国香港(45位)、そしてファーストステージの1位チームによって争われる。

セカンドステージ終了後、上位2チームが直接対決の成績を持ち越してスーパーラウンドに進出する。スーパーラウンドの1位と2位は1位決定戦、3位と4位は3位決定戦を行う。メダルゲームはいずれも10月7日に予定されている。

男子野球は1990年に中国・北京で開催されたアジア大会で導入され、1994年の広島大会からメダル競技となった。

ソフトボール大会は8チームが出場

ソフトボール競技も9月26日にグループステージで開幕。参加8チームは4チームずつ2つのグループに分けられ、第1ラウンドに臨む。

グループAでは、日本(五輪金メダル・世界2位)、チャイニーズ・タイペイ(5位)、シンガポール(38位)、香港(40位)が対戦する。グループBは、中国(開催国・世界ランク11位)が、フィリピン(21位)、韓国(34位)、タイ(50位)。

3日間の総当たり戦の後、各グループの上位2チームが直接対決の成績を持ち越すスーパーラウンドに進出する。スーパーラウンド終了後、1位と2位は1位決定戦、3位と4位は3位決定戦を行う。

女子ソフトボールは1990年の北京大会以来、アジア競技大会のメダル種目となっている。