国際野球にとって新たなマイルストーンとなる新ベースボール・チャンピオンズリーグ（BCL）の発足が、火曜日にメキシコシティで行われた記者会見で発表された。世界野球・ソフトボール連盟（WBSC）とメキシコ・ベースボール・リーグ（LMB）が認可する、野球史上初めてさまざまな国の野球リーグの優勝チーム同士が競う「チャンピオンによる国際トーナメント」が開催されることになる。
メキシコ・ユカタン州政府の協力により、メキシコ・ユカタン州メリダ市のククルカン・アラモ球場で9月28日から10月1日まで開催される。
記者会見に登壇したのは、リッカルド・フラッカーリWBSC会長、ヴィリー・カルトシュミットWBSC副会長、カルロス・サエンツ・ユカタン州スポーツ庁長官、ジョシュア・シャウブ・アメリカンアソシエーション（独立リーグ）コミッショナー、ジョシュ・ブッフホルツ副コミッショナー、エリック・アレジャーノ・レオネス・オブ・ユカタン州最高長官、オラシオ・デ・ラ・ベガLMB CEO。
「このベースボール・チャンピオンズリーグは、初のプロ球団レベルのチャンピオンが集まる国際大会となります。今後数年のうちに他の地域のエリート大会や世界決勝大会も追加し拡大していく予定です。各リーグ、関係者、各野球指導者の共通のビジョンとサポートなしには実現はあり得ません」
「ベースボール・チャンピオンズリーグは世界中の野球ファンを間違いなく興奮させてくれるでしょう」
今年後半に開催されるこの選抜試合は、レオネス・デ・ユカタン（LMB、2022年）、ファーゴ・ムーアヘッド・レッドホークス（AA、2022年）、アラザネス・オブ・グランマ（キューバ野球リーグ、2022年）、カイマネス・オブ・バランキージャ（コロンビア野球リーグ、2022年）が出場する。
ESPNがメキシコ国内で試合を中継。メキシコでの大会は4日間で7試合が行われ、ラウンドロビン方式で上位2チームが決勝に進出する。
BCLは、12歳のカテゴリーからのワールドカップ、オリンピック、プレミア12、ワールド・ベースボール・クラシックなどWBSCのトップナショナルチーム大会や昨年メキシコで開催された都市型男女混合のBaseball5ワールドカップに加えられ、WBSC公認大会の一つとなる。
