.世界野球ソフトボール連盟（WBSC）アスリート委員会（AC）メンバーの六角彩子氏が、10月1～2日にスイスのローザンヌのオリンピック博物館で開催された第11回国際アスリートフォーラムに出席した。
2020年WBSC Baseball5ワールドカップMVPの六角彩子氏がこの会議に参加した。この会議は、オリンピック・ムーブメント内で2023年のアスリート代表が集まる最大規模の会合だ。
この会合にはオリンピック大会組織委員会のアスリート委員会、世界反ドーピング協会、国際パラリンピック委員会の代表に加え、206の国内オリンピック委員会ACと40のIF ACすべての委員長が招待された。
新型コロナウイルスのパンデミック以降、このフォーラムが開催されるのは初めてで、あらゆる国やスポーツのアスリートが２日間にわたって最も重要な問題について話し合う機会が与えられる。六角氏は、国際オリンピック委員会がフォーラムを主催したことを称え、4年ぶりに開催された会合について、人々が直接会合に参加することの重要性を強調した。
WBSCアスリート委員会のリエゾンである Amy Park(エイミー・パーク)氏とともにフォーラムに参加した六角氏は 「ローザンヌでWBSCとアスリート委員会を代表して国際アスリートフォーラムに出席できたことは光栄でした。また他のアスリートと会い、可能な限りの効果を発揮するために AC を活用する最善の方法について他の国際競技連盟の意見を聞けた事は特に興味深いことでした」と語った。
また「数多くの重要な議題について、率直な議論が行われました。私たちは改善方法を模索し続け、野球やソフトボールのアスリート仲間を確実に助けることができるよう、仲間のWBSC ACメンバーに報告できることを楽しみにしています。フォーラムを主催してくださったIOCと、出席して私たちの質問に答えてくれたバッハ会長に心から感謝致します」と語った。
このフォーラムの議題には、効果的なAC、セーフガード、クリーンなスポーツ、誠実さへの焦点、IOC会長トーマス・バッハとの質疑応答など議論するパネルディスカッションと分科会が含まれていた。
