オーストラリア野球連盟は5月5日から8日にジーロングで実施の2022オーストラリア女子野球大会「Australian Women's Baseball Showcase」に７名の外国人選手が出場することを発表した。ビクトリア州政府は「Significant Sporting Events Programme」助成金を通して同大会を支援する。
一次ラウンドではアデレード・ジャイアンツ、ブリスベン・バンディット、ビクトリア・エースズがそれぞれ４試合を行い、上位２チームが5月8日（日）の決勝に進出する。
同大会に出場する外国人選手の筆頭はWBSC女子野球ワールドカップMVPの里綾実だ。アデレード・ジャイアンツから出場する里綾実はWBSCワールドカップ５大会優勝、MVPにも三回輝いている。
同大会にはまた日本の投手・坂東 瑞紀、捕手・泉 由希菜も出場する。
カナダ人勢は、WBSC女子野球ワールドカップ2018でカナダの銅メダル獲得に貢献した投手/外野手Claire Eccles、投手/内野手 Allison Schroderの二人や、内野手Alexane Fournierが出場。
また2018ワールドカップでレギュラー捕手として活躍した経験豊かな米国ユーティリティプレイヤーのAnna Kimbrellも出場する。
今回の大会ではWBSCがカナダ野球連盟、全日本野球協会、全米アマチュア野球連盟とともに外国人選手の出場をサポートした。またWBSCは試合を生配信する。
オーストラリア野球連盟はプレスリリースで「今回の大会開催で、オーストラリアプロ女子野球リーグの立ち上げ実現にまた一歩近づけるだろう」と述べている。
「WBSCやカナダ野球連盟、全日本野球協会、全米アマチュア野球連盟からのご協力に感謝いたします」とオーストラリア野球連盟のグレン・ウイリアムズCEOはコメントしている。
「オーストラリアの最高の試合を披露できるだけでなく、世界屈指の選手たちが参加してくれることで、さらにエキサイティングになるでしょう」
またウイリアムズCEOは「私たちの女子代表チーム『エメラルド』は国際大会での成績は決して芳しいわけではありません。ですからこうして世界トップの選手たちと試合ができることはまた彼女たちにとって最高の機会になるでしょう」と加えた。
