2024年に開催される第5回WBSC U-23野球ワールドカップが中国野球協会の主管で行われることが決定し、中国本土で初めてWBSC野球大会が実施されることが決まった。
会場は、中国最大かつ最高水準の野球施設であり、2022年第19回アジア競技大会杭州大会の野球・ソフトボール競技が行われた紹興野球ソフトボールスポーツ文化センターとなる予定。
紹興市の北部に位置するこの複合施設の野球エリアには、メインスタジアム、第2球場、トレーニングセンター、フィットネスセンターがある。紹興市地下鉄1号線景水路駅から徒歩圏内で、蕭山国際空港から車で30分。
メインスタジアムは5,000人収容可能で、5,000席の仮設席が増設可能。第2球場は1,500席で、1,000席の仮設席を追加が可能だ。
トレーニングセンターには、Soulv Nanyuan ホテルグループが経営する5つ星ホテルがあり、275の客室、2,000のダイニング席、900平方メートルの宴会場、レストラン、各種会議室が備えられている。
開催会場は、環境に配慮したグリーン建材のモデルプロジェクト「紹興市未来コミュニティ」の一部。
紹興市は、浙江省管轄の地級都市で、長江デルタの南翼に位置し人口は500万人を超える。
美しい山河の地、歴史文化遺跡の地、著名人の地として知られ、「水、酒、橋、書、オペラ、セレブの町」と言われている。
紹興市体育局と紹興市教育局は、2022年4月に「野球とソフトボール学校導入計画」を開始し、30の小中学校に野球・ソフトボールに導入した。
U-23野球ワールドカップは12チームで開催。大陸別内訳は以下の通り:
- アフリカ (1)
- 米州 (4)
- アジア (3)
- ヨーロッパ (2)
- オセアニア (1)
- ワイルドカード / 開催国(1)
世界No.1の日本が前U-23世界大会の優勝チーム。