CPBL ライオンズ対ブラザーズが台湾シリーズで対決 WBSC U-18ワールドカップのYueh Cheng-Huaが初試合
26/10/2020 1 記事を読む目安時間

CPBL ライオンズ対ブラザーズが台湾シリーズで対決 WBSC U-18ワールドカップのYueh Cheng-Huaが初試合

7試合制の台湾シリーズは10月31日より台中インターコンチネンタルスタジアムで始まる。

CTBCブラザーズが台湾野球リーグ(CPBL)の前半戦を制し、台湾シリーズ進出の1枠目を獲得した。これで余裕を得たブラザーズは後半戦シーズンは若手を多く起用できた。WBSC U-18 野球ワールドカップ2019でチャイニーズタイペイのセンターだったYueh Cheng-Huaが9月29日に楽天モンキーズとの試合でデビューを飾った。

彼の兄はWBSCプレミア12 2019で代表として出場し、第一回WBSC U-23野球ワールドカップ2016で最優秀三塁手に選ばれたYueh Dong-Hua。彼も先発ラインナップに入っていた。Yuehs はどちらかのデビュー時にラインナップに兄弟が揃うのはCPBL史上これで3組目となる。

Yueh Cheng-Huaは記憶に残るデビューを飾った。Yueh Cheng-Huaはブラザースの初得点を入れ、CPBL初打点を入れた。その次の打席では初安打、初盗塁。第3打席では初長打を放った。10月20日の首位富邦ガーディアンズとの試合ではYueh Cheng-Huaは初本塁打を放った。この3ラン本らウイダでブラザースは6対1で勝利した。

Jason Ma とLin Tze Pinも強烈なデビューを飾った若手選手だ。

ドラフト第一巡で楽天モンキーズに指名されたMaは18歳と155日で史上際少年でCPBL守備デビューを果たした。10月17日に初試合の初打席でドミニカ共和国のエースJose DePaulaから初ヒットを放った。

2019年ドラフト第三巡で指名されたLin Tze-Pinも同じ夜デビューした。ショートのLin Tze-Pinは最初の2打席で2安打を出し、デビュー以来6安打、打率平均.545をマークした。

台湾シリーズ

台湾7試合シリーズは10月31日より、CTBCブラザースの本拠地の台中インターコンチネンタルスタジアムで始まる。統一プレジデント7イレブンライオンズは先日レギュラーシーズンの後半部で優勝しシリーズ進出を決めた。

CPBL創設からの2チームがシリーズで戦うのはこれで5度目となる。

過去6年の台湾シリーズのうちブラザースは5度出場したが、そのうち4度ラミーゴモンキーズに負け、EDAライノスに1度負けている。最後にCPBLタイトルを取ったのは2010年で、その時球団名はブラザーエレファンツといった。

ライオンズが最後にタイトルを獲得したのは2013年。2018年の台湾シリーズではラミーゴモンキーズに敗れた。

今年4月のCOVID-19パンデミック拡大中、CPBLは2020シーズンを世界で最初に開幕させたプロリーグだ。