eBASEBALL™ 連盟特集Q&A: イタリア野球ソフトボール連盟「eBASEBALL™は若者の関心を引くのに最適」
18/10/2023 1 記事を読む目安時間

eBASEBALL™ 連盟特集Q&A: イタリア野球ソフトボール連盟「eBASEBALL™は若者の関心を引くのに最適」

イタリア野球ソフトボール連盟(FIBS)に関する質問

質問1:FIBSの歴史と野球の起源について

イタリア野球ソフトボール連盟(FIBS)は、イタリアにおける野球とソフトボールの組織、管理、トレーニング、普及を担うイタリアオリンピック委員会公認の国内スポーツ連盟です。

FIBSは、国内クラブリーグの運営、各カテゴリーの国際大会における代表チームのコーディネートをしています。

FIBSは、1948年末にイタリアソフトボールリーグとイタリア野球協会が合併して生まれました。1950年1月29日、イタリア野球リーグ(LIB)とも合併し、イタリア・パラアベース連盟(FIPAB)が誕生しました。1953年にはイタリアオリンピック委員会(CONI)に加盟連盟として認定され、1957年には運営の優良な連盟(effective federation)としても認められました。1970年にイタリア野球ソフトボール連盟(FIBS)と改称し現在に至ります。

1887年1月23日から27日にかけて、リヴォルノで米国の船員たちによって行われた試合について地元の新聞が報じており、これがイタリアで初めて行われた野球の試合でした。1889年、アルバート・グッドウィル・スポルディングが野球を世界中に広めることを目的としたツアーを企画し、イタリアでも2月19日、22日、27日にそれぞれナポリ、ローマ、フィレンツェで行われました。

1920年代には、野球の試合を開催しようとする2つの大きな試みがありました。そのうちのひとつはグイド・グラツィアーニが1919年にローマで開催しましたが、その後彼が転勤のためにローマを離れてしまい、続きませんでした。

ファシズム時代は当初は政権が野球に関心を持っていたようですが、その後野球の発展は止まってしまいました。

野球の再開は第二次世界大戦末期に米軍によって再びもたらされました。

イタリア人選手のみで行われた最初の試合は、1948年6月27日にミラノで3000人の観衆の前で行われたものです。同年、初のチャンピオンシップが開催されました。

質問2:ナショナルチームのプログラムについて

FIBSは、U-12/13、U-15、U-18、U22/23、エリートカテゴリーのすべての野球・ソフトボールイタリア代表チームを運営し、WBSCおよびWBSCヨーロッパのすべての公式大会に参加しています。

野球代表チーム

・メダル獲得数 32個

・欧州優勝 10回

・オリンピック出場5回

他の競技と比べてもイタリア野球代表チームはヨーロッパで最も成功しています。

ソフトボール代表ルチーム

・メダル獲得数 21個

・欧州優勝 12回

・オリンピック出場3回

質問3:トップレベルの大会について(チーム、参加都市、形式)

野球セリエA

30チーム

ファーストラウンド:5グループ×6チーム

タイトル決定戦: 2グループ×5チーム>準々決勝ベスト5>準決勝ベスト7>イタリア野球シリーズベスト7

プーレ・サルベッツァ(降格ラウンド):4グループ×5チーム

質問4:草の根活動について

小学生(6~7歳、8~10歳)、中学生(11~13歳)、高校生(14~18歳)を対象としたさまざまな学校プログラムが、FIBSの研修を受けた専門クラブのインストラクターによって毎年実施されています。2023年には、約50,000人の生徒が参加する予定です。

質問5:国内の野球人口について

登録選手は約16,000人。アマチュアは7,000人。

WBSC eBASEBALL™ シリーズに関する質問

質問1:WBSC eBASEBALL™シリーズの参加を通して達成したいこと

これは、新しい若いターゲットを取り込む完璧な方法だと思います。おそらく、わが国に体系化されたスポーツ活動があることを知らずにデジタル野球をプレーしている少女や少年たちは、アスリートとしてだけでなく、審判やスコアラー、将来の親としてアプローチすることもできるでしょう。野球/ソフトボールについてのコミュニティや認知度を広めることが、FIBSの主な目的です。

質問2:WBSC eBASEBALL™シリーズに参加することで、野球・ソフトボール界にもたらす利益について

会員の中にはすでに熱狂的なゲーマーもいることでしょうから、彼ら同士の結束がもっと高まったり、新しく知り合いの輪を広げる糸口になったりする最良の方法ではないでしょうか。

質問3:野球に応用されるeBASEBALL™の能力について

eBASEBALLをプレーすることで、ルールやゲームの目的を学ぶことができます。バットを振ってみたい、ボールをキャッチして投げてみたいという好奇心が起これプレー向上に役立ちます。

質問4:WBSC eBASEBALL™シリーズへの参加と、中華民国野球協会 (CTBA)の戦略や使命について

競技の普及と発展には、認知度と文化の拡大が不可欠であり、それがFIBSの中心的な使命です。『WBSC公式eBASEBALL™パワフルプロ野球 イタリア・オープン』は、さまざまな世界の新しい潜在的なファンを取り込むために非常に重要で、伝達可能な資産です。これはイタリアだけの話ではないでしょう。

質問5:WBSC eBASEBALL™シリーズにもたらすメリットについて

イタリアは、ヨーロッパおよび世界で最も重要な国の野球/ソフトボール国の一つです。私たちは、eBASEBALLの公式大会が全体に良い注目と露出を集めることができると信じています。

質問6:WBSC eBASEBALL™パワフルプロ野球に参加したいと考えている他の国際競技連盟へのアドバイス

細分化がますます加速する時代にあって、私たちは競技の普及という使命を果たすために、ありとあらゆる言語を駆使する覚悟が必要です。特に今のこの初期段階においては、WBSCが提供するサポートを利用すれば公式大会を準備することは非常に簡単だと思います。

質問7:WBSC eBASEBALL™シリーズに関連して最も楽しみにしていること

安定した数のゲーマーに参加してもらい、成功を収めてイタリア人とヨーロッパ人がしっかりとしたホーム・コミュニティを築き上げることができればと願っています。