元MLB監督のジョン・マクラーレン氏がWBSCコーチ委員会の新メンバーに
18/11/2020 1 記事を読む目安時間

元MLB監督のジョン・マクラーレン氏がWBSCコーチ委員会の新メンバーに

新メンバーのマクラーレン氏はMLBや国際大会でのコーチを務めていた。

メジャーリーグベースボール(MLB)のベテラン監督・コーチのジョン・マクラーレン氏(アメリカ)が元MLBオーススター選手で選手育成の専門家ジェフリー・ハモンズ氏に代わり、WBSCコーチ委員会メンバーに加わった。

マクラーレン氏はWBSCコーチ委員会のメンバーに加わった。現在コーチ委員会の議長マルコ・マッツィエリ氏を筆頭に、メンバーにはそのほかラファエル・コロン氏、カイラ・オラス氏、クレイグ・モンティヴィダス氏、デビッド・サントス氏、DJワビック氏、アンドレア・ダウリア氏がいる。

マクラーレン氏の経歴

マクラーレンのコーチとしてのキャリアは1979年トロント・ブルージェイズ傘下チームから始まる。1989年にMLBコーチスタッフに抜擢。MLBではボストン・レッドソックス、シンシナティ・レッズ、シアトル・マリナーズ、タンパベイ・レイズでのコーチを経て、2007年と2008年にシアトリ・マリナーズを監督した。2009年から2011年にワシントン・ナショナルズのコーチをしていたが、その期間一時的に監督も務めた。2016年と2017年はMLBフィラデルフィア・フィリーズでコーチを務めたのがもっとも最近のキャリアだ。

マクラーレン氏は代表チームや国際大会の豊富な経験も持つ。2006年新設ワールドベースボールクラシックではアメリカ野球代表チームのコーチスタッフとして参加。WBSCインターコンチネンタル2010ではイタリアチームのコーチスタッフを務め、3位獲得に貢献した。2013年と2017年のワールドベースボールクラシックや2015アジア野球選手権大会では中国チームを指揮した。

2018年独立アメリカアソシエーションリーグのテキサス・エアーホッグスの監督を務めている間、マクラーレンは選手育成プロジェクトに携わり、中国代表チーム13名の選手がエアホッグズのロースターに入った

マクラーレン氏は1951年テキサスのガルベストン生まれ。1970年から1976年までヒューストン・アストロズ傘下のマイナーチームで捕手としてプレーしていた。