フランシスコ・セルヴェッリ氏がスティーブ・ヤンセン氏の後任としてカーネクストpresents侍ジャパンシリーズ2024 日本対欧州代表のヨーロッパチームコーチスタッフに就任
19/02/2024 1 記事を読む目安時間

フランシスコ・セルヴェッリ氏がスティーブ・ヤンセン氏の後任としてカーネクストpresents侍ジャパンシリーズ2024 日本対欧州代表のヨーロッパチームコーチスタッフに就任

元メジャーリーガーのフランシスコ・セルヴェッリが捕手特別補佐を務め、ルイス・カマルゴ氏が三塁コーチに就任する。「信じられません。マルコ・マッツィエーリに尋ねられたときは、ためらうことなく引き受けました」とセルヴェッリはコメントした。

WBSCは、「カーネクストpresents侍ジャパンシリーズ2024」の欧州チームのコーチングスタッフの変更を発表し、スティーブ・ヤンセンに代わってフランシスコ・セルヴェッリが捕手特別アシスタントを務めることになった。ルイス・カマルゴ氏が三塁コーチに就任する。

セルヴェッリ(37)は、メジャーリーグベースボール(MLB)のニューヨーク・ヤンキース、ピッツバーグ・パイレーツ、アトランタ・ブレーブス、マイアミ・マーリンズで730試合(捕手では687試合)に出場した。彼は与えられたこの機会をとても楽しみにしていると語った。

「驚きです。ずっと日本に行きたいと思っていました。最も重要なことは、マルコ(マッツィエーリ)と再び仕事ができることです。私は彼のやり方、子供たちを助ける方法、野球の見方、そして彼の人となりをとても尊敬しています。彼にオファーされた時、即答でお受けしました」

セルヴェッリは、2009年のワールドベースボールクラシックにイタリア代表として出場した際には、既にMLBの3試合に出場していた。2017年にマッツィエリ率いるイタリアで再びプレーしたときには、シーズンのベテランだった。彼は大阪での2試合は欧州野球にとってとても良いチャンスになるとWBSCに語った。


「常に期待を抱いています。侍ジャパンと対戦することは、ヨーロッパの進歩を評価し、分析する可能性が得られるだろうと思います。日本の野球はどんどん良くなっています。私は彼らの規律や物事のやり方にとても感心しています。しかし、最も重要なことは、日本に行って勝つためにプレーすることです」

チームのメンバーと一緒に調整する時間があまりないと思いますが、どうすれば捕手達を助けることができると思いますか?

「仰る通りに短い期間ですが、私は捕手がもっと良くなるために何でもするつもりです。私は捕手だけでなく、打撃、投球、あらゆる分野で手助けするために行くつもりです。私はマルコを助けるために参加し、彼がボスです。それが私にとって学習経験になると信じています。願わくば、選手たちが私から少しの何かを学び、私もそこで少しの何かを学べればと思っています」

あなたは 2022 年にコーチングに転身しましが、選手としての時間のほうが好きですか、それともコーチングのほうが興味深いと思いますか?

「アクションがたくさんあるので、選手であるほうがいいと思います。やはり選手はその夜のスターです。私は過去4年間コーチをしてきました。ベテラン選手として、若い選手たちが選手であることがどのようなものかを理解するのを助けたいと思います。コーチになると、自分が選手だったときのこと、素晴らしい一日、素晴らしい週、素晴らしい月、素晴らしいシーズンを過ごすためにコーチが何をしてくれたかを思い出します。打ち方、受け方、走りかたを教えるだけではなく、 コーチは選手がシーズン中に最も多くの時間を過ごすことになる人です。選手はコーチを利用し、コーチに対してオープンであるべきです」

「サンディエゴでコーチとして過ごした時間は楽しかったし、もう少しでワールドシリーズに行けるところでした。コーチの立場でその場に立ち、これまで見た中で最高の監督の一人(年間最優秀監督を3回受賞しているボブ・メルビン)と一緒に仕事をすることができました。たくさんのことを学んだので、今回その一部を共有できればと思っています」

コーチとしての将来を考えていますか?

「おそらくそうなるだろうと思います。わたしは元捕手なので、指示役をいつも務めたい。私はイタリアの野球をサポートしたいです。マルコ、ジャンニ(ストレングス&コンディショニングコーチのナターレ)と再び協力し、選手を育成し、支援し、イタリア野球がさらに良くなるようにサポートしたいと思います。私は、ビッグリーグだけでなく、子供たちが奨学金を獲得し、好きなことをしてキャリアを築けるよう支援することに尽力しています。それ以外に何も求めています。 将来のことは誰にもわかりませんが、将来はイタリアの代表チームのコーチ陣に加わりたいと思っています。まだまだ学ばなければならないことが多いのは自覚しています。大阪で偉大なコーチ達と働くことは自分にとって大きな学びの機会になるだろうと思います」