フランクリンの3点タイムリーでカナダがイタリアを下す
26/07/2021

フランクリンの3点タイムリーでカナダがイタリアを下す

カナダは3勝2敗、オープニングラウンド3位で通過した。明日いよいよ東京2020銅メダル決定戦に進出する。

ラリッサ・フランクリンの3点タイムリーでイタリアを6回8対1で下し、カナダは今大会3勝目をあげた。カナダは最初の5回に2度3点を入れ、6回に7点目を入れてコールド勝ちを決めた。

2回表、カナダが先制。二死からジェン・ギルバートの一球目を左翼方向への本塁打を放ち1対0。今大会ギルバートはこれまで7打数0安打で、これが今大会初安打となった。

3回、ジョイ・ライが一死で右方向へ三塁打を放ち、ビクトリア・ヘイワードのゴロで得点を試みるが、三塁手ジュリア・ロンギの本塁への送球が華麗に決まりツーアウト。しかしその直後にフランクリンが二死からの中前タイムリー二塁打で2対0にリードした。

3回裏にイタリアが点を返す。二死走者一、二塁、エリカ・ピアンカステッリがセンタータイムリーを放ち1点差に迫った。イタリアにとって今大会初得点、さらにピアンカステッリにとっての初安打となった。

5回、カナダが3点を加え点差を開いた。フランクリンの犠飛で1点、ジェン・サリングのタイムリーでヘイワードが生還、さらに5回チェケッティに代わって救援に立った投手アレクシア・ラカテナの送球エラーで1点を加えた。

6回、ヘイワードがさらに2点タイムリー二塁打、さらにフランクリンの今日2本目の犠飛で8対1に大きくリード。今日の試合8得点のうち3点はヘイワードが入れている。

リリーフのローレン・ベイ・レグラが3イニング無失点で今大会初勝利、無安打、5奪三振をマーク。カナダ先発のダニエル・ローリーは3イニング、4被安打、1失点、3奪三振。

敗戦投手はチェケッティ、5被安打、3失点、2奪三振。

カナダは3勝2敗でオープニングランドを終了し、明日午後1時より銅メダル決定戦を行う。イタリアは今大会勝ち星をとることなく6位に終わった。