11月26日、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、台湾スポーツフォワード協会(TSFA)、チャイニーズタイペイソフトボール協会、台北空手協会、ザ・ガイアホテルと共催で、怪我の予防とハラスメントや虐待からの身を守ることについての青少年女性アスリート向けの教育活動「ガールズ・ストライク・イット・アウト・ワークショップ」を開催した。
台北市で開催されたこのワークショップには、台湾から野球・ソフトボール選手30名、マレーシアから野球選手3名、そして多くの指導者が参加した。このコースには、自己防衛クリニック、スポーツにおける男女平等、そして体の境界線など、スポーツ傷害と予防についての紹介が含まれていた。
WBSC国際審判員であり、 TFSAを設立したIOC女子スポーツ賞受賞者 のポー・チュン・リウ氏がワークショップを主導した。
WBSC事務局長のマイケル・シュミット氏は「国レベルでのあらゆる形態のハラスメントや虐待から選手を守るために、ポー・チュン・リウ氏が先駆けて始めたこの素晴らしい取り組みに参加できることに非常に感謝しています」と述べた。「安全を守ることは一人の責任ではなく、スポーツに関わる全員の責任です」
「2023年、WBSCはスポーツのあらゆるレベルでアスリートに対する嫌がらせや虐待を根絶する取り組みを強化し、WBSCのすべてのイベントで役員、コーチ、選手に教育ワークショップを実施してきました」とシュミット氏は付け加えた。
TSFAは過去3年間、今年のワールドカップで4位に終わったU-15代表チームを支援するなど、チャイニーズタイペイ女子ソフトボール代表チームと協力してきた。
次の段階としてTSFA(台湾スポーツフォワード協会)は台湾でのワークショップを継続すると同時に、マレーシア(2024年の夏を目指す)で野球のアスリート向けのワークショップを開催することを計画している。