WBSC野球アメリカ大陸予選グループAが明日5月31日(月)にクローバーパークで開幕する。世界10位ドミニカ共和国と11位プエルトリコは午後1時(現地時間)より、2位アメリカは15位ニカラグアと午後7時より対戦する。
今日、4名の監督がオンライン記者会見に出席し、今大会への意気込みを語った。この大会で2020オリンピック野球大会の1枠が決まる。
プエルトリコ対ドミニカ共和国
ドミニカ共和国とプエルトリコが今大会初白星を狙い、クローバーパークで宿敵同士の戦いを繰り広げる。
ドミニカ共和国のロースターはMLBキャリアで成功したベテランが名を連ね、明日の開幕戦でも活躍が期待される。ドミニカ共和国のヘクター・ボルグ監督は練習合宿中もベテラン勢がチームを牽引してくれたと語った。「彼らはフィールドでも活躍してくれていますが、若い選手たちにとってメンターであり、リーダーの役割も果たしてくれました。」と語った。
プエルトリコのフアン・ゴンザレス監督はドミニカ共和国のチームはMLBベテランがいる素晴らしい堅実なチームであり、チームに自信があるという。「フィールドで最善を尽くさなければなりません。スポーツはなにが起こるか予測不可能。最大限に努力して試合に勝つだけです。」と加えた。
開幕戦はポートセントルーシーのクローバーパークで午後1時開始。
アメリカ対ニカラグア
この試合はWBSCアメリカ大陸予選のトップランクのアメリカと最下位ニカラグア(15位)の戦い。
「自分たちの順位が低いことははよく理解しているし、他のチームと同じパワーがないことはわかっています。ですから、ディテールに集中してきました。」とニカラグアのマービン・べナード監督は語った。「しかし、勝てると思っているからこそ、私たちは今ここにいるのです。」
「アメリカチームが上位にあり優位であることは嬉しいが、オリンピック出場権の獲得は過酷なチャレンジとなるでしょう。」とアメリカのマイク・ソーシア監督は言う。「この大会は開幕と同時にプレーオフが始まるようなもの。エキサイティングな大会になるでしょう。」
試合はクローバーパークで現地時間午後7時開始。