WBSC 男子ソフトボール ワールドカップのプレースメント ラウンドで行われた今日のニュージーランド戦で、日本チームのハイライトは二刀流の松田光だった。松田は5回に2点本塁打を放ち、4イニング投げてチームを勝利に導いた。安打数ではニュージーランドが10安打で日本(7安打)を上回った。
日本は1回表に最初の1点を得点した。鳥山和也が二遊間を抜くタイムリー、二塁走者・浜本悌を生還させ、1点を先取した。しかしReilly Makeaがレフトを貫く一打で同点に追いつた。
3回表満塁で森田裕介が左中間をライナーで切り裂く走者一掃のタイムリースリーベースを放ち、なお二死三塁のチャンスで宇根良祐も詰まりながらセンター前に落とし、三塁走者を帰還させ、ニュージーランドの必死の努力にもかかわらず、リードを守った。
この回先頭のJoel Evansがレフトスタンドへソロホームランを放ち、1点を返すと、続く4回裏にニュージーランドがピタ・ロナののソロホームラン、コール・エバンスのライトへの犠牲フライで三塁走者が本塁生還し、試合は5‐4となった。
しかし、日本は5回表、松田光が右中間スタンドへ2打点本塁打で応答し、日本を3点のリードに広げた。
二刀流の松田が4イニングのリリーフ、4与四球、5安打、2失点で勝ち投手。
日本は4勝0敗でプレースメントラウンド首位、ニュージーランドは3勝1敗となった。