ベースボール 5 ワールドカップはこの日も記録を更新しつづけ、メキシコシティのエルソカロで開催されるこの大会で WBSCワールドカップ (ベースボール、ソフトボール、またはベースボール 5) 初出場のチュニジアが火曜日の午前中の部でケニアを 3 試合抑えて破り、自国の初白星&アフリカ初白星を記録した。
この日の第 2 試合はグループBのアフリカチーム同士の対戦で、アフリカ選手権大会2位ケニアがチュニジアに 8 イニングの接戦の末 3-2で第１セットを制したが、スター選手でショート ストップのサイモン オケヨの脚の怪我で棄権して形勢が逆転、チュニジアが2-3、 7-2、 10-2 で勝利し、チーム代表団と見守るファンは大きな祝賀会を開いた。
5 月のベースボール 5 アフリカ選手権では南アフリカとケニアに次ぐ 3 位に終わったチュニジアだったが、午後の部でも韓国に戦略戦で3-0と 5-1でで勝利した。
チュニジアは 2 試合連勝でベネズエラと並びグループ B の首位。ケニアは 3 位 (1 勝 1 敗) 。
「チュニジアがWBSCワールドカップに出場してて今日は勝利を記録しました。これは歴史に残る快挙です。一生忘れません。国のためにプレーできて本当にうれしいです」とチュニジアのキャプテン、マーウェン・スードは喜びを語った。
チュニジアは水曜日にチャイニーズ・タイペイとフランスと対戦し、木曜日にグループ本命のベネズエラと対戦する。水曜日の次の 2 試合の準備は万端かと尋ねられたスードは、「はい、大会が始まる前から準備万端です」と答えた。
ケニアは水曜日にベネズエラとチャイニーズ・タイペイと対戦し、木曜日にグループ最終戦で韓国と戦う。
一方、グループAの南アフリカは、大会本命のキューバに11-1と2-0で敗れたが、午後は香港を3-0、5-1で下した。
アフリカ王者は、水曜日にメキシコと日本、木曜日にリトアニアと対戦し、オープニング ラウンドを終了する。
ベースボール 5 ワールドカップ オープニング ラウンドは水曜日から木曜日まで続く。両グループの上位 3 チームがスーパー ラウンドに進み、下位 3 チームがプレースメント ラウンドに進む。
スーパーラウンドの上位 4 チームが、土曜日に行われる3位決定戦と決勝に出場する。
