世界ランキング3位の日本は同12位のシンガポールを4-0で下し、高知県立春野総合運動公園ソフトボール場で開催された第12回男子ソフトボールアジアカップ2023を制した。両チームは銅メダルの15位フィリピンとともに2024年にグループステージで開幕する第18回WBSC男子ソフトボールワールドカップへの出場権を獲得した。
U-23日本代表の日本は決勝戦の2回に4点を先制。日本の江口真史ヘッドコーチはシンガポールの投手陣の強さを心配して決勝戦に臨んだという。「主に投手などU23の選手たちが男子アジアカップでどのような活躍できるかが心配でしたが、序盤に得点が入り、投手陣が無失点で抑えてくれ、ました。全体的には、投手陣がよくやってくれたので勝てたのだと思います」と語った。
3位でワールドカップ出場権を獲得したフィリピンは、香港を7-0の完封で下した。
WBSC U-18男子ソフトボールワールドカップ2020のMVPである永吉飛斗は、同大会の最優秀選手に選ばれた。「このチームでU-23ワールドカップ・アルゼンチン大会に出場しましたが、銀メダルに終わり悔しい思いをしました。今大会では、チームワークの絆がより強くなり、全員が素晴らしい仕事をして優勝することができた。このチームの一員になれて本当に幸せです」と語った。
第18回男子ソフトボールワールドカップは、2024年にグループステージで開幕し、ファイナルは2025年に予定されている。グループステージの1つと決勝戦の開催地はカナダのプリンス・アルバートに決まった。残り2つのグループの開催地は今後決定予定。
グループステージの1つと決勝大会の開催地であるカナダがの本戦出場の決定に続き、日本、シンガポール、フィリピンが予選通過国となった。
第12回男子ソフトボール・アジアカップ2023 最終順位
- 日本
- シンガポール
- フィリピン
- 香港
- チャイニーズタイペイi
- インド