日本(世界3位)とシンガポール(12位)は、高知県立春野総合運動公園ソフトボール場で行われたアジア予選の上位2チームとして、WBSC U-18男子ソフトボールワールドカップの出場権を獲得した。両チームは大会最終戦で対戦し、日本が4回12-0のコールド勝利を収め、優勝を飾った。
銅メダルは、世界ランキング20位のチャイニーズ・タイペイが22位のインドを7-0で破った。中国・香港は5位で幕を閉じた。
日本代表の田中徹浩ヘッドコーチは当然選手のために喜んだ。「チームは試合を重ねるごとに調子を上げ、今日はシンガポールを完封しました。シンガポールとはもっと接戦になると予想していたので、ホッとしています。この大会で最高のパフォーマンスを発揮するためにレベルアップした選手たちを称えます。
本戦はオーストラリア、チェコ、ニュージーランド、カナダといった強豪がひしめくタフな大会になりそうですが、タイトルをもぎ取り、日本とアジアに誇りを持てるようベストを尽くします」と語った。
日本の新井大和投手は大会の最優秀選手(MVP)に選ばれた。「落ち着いて、自分のペースを保ち、集中を切らさないようにと励まし続けてくれたチームメイトや、阿曽慣太のおかげです」と大和は語った。
日本とシンガポールは、世界ランキング2位のオーストラリア、7位のニュージーランド、10位のメキシコ(開催国)、14位の南アフリカとともに、第14回WBSC U-18男子ソフトボール・ワールドカップに出場する。
最終順位
- 日本
- シンガポール
- チャイニーズ・タイペイ
- インド
- 香港